ビンクバンク・ツアー2018 第7ステージ最終日はマシューズが石畳の上りを制して区間勝利 モホリッチが粘りの走りで総合優勝

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 ベルギーとオランダを舞台に7日間で行われたUCIワールドツアー「ビンクバンク・ツアー」は8月19日、最終となる第7ステージがベルギーのオードゥール湖からヘラールツベルヘンに至る215kmで行われ、ゴール前の石畳の上りで先頭に立ったマイケル・マシューズ(オーストラリア、チーム サンウェブ)が優勝した。第3ステージから個人総合首位に立つマテイ・モホリッチ(スロベニア、バーレーン・メリダ)は先頭から13秒差でゴールし、タイム差を守り切って総合優勝に輝いた。

マイケル・マシューズ(オーストラリア、チーム サンウェブ)が石畳の上りでのスプリントを制して区間優勝 © Perform Group

 この日はレース後半に、クラシックレースの王様「ツール・デ・フランドル」でおなじみのミュール・カペルミュールなど、4つの急坂を含む25kmの周回コースを3周する。前日の第6ステージがアルデンヌクラシック風とすると、この日は北のクラシックさながらのコース。春のクラシックを一度に味わえるビンクバンク・ツアーならではの設定だ。

 レースはスタート後の1時間で逃げが決まらず、速いペースでの展開が続いた。ようやく決まった7人の逃げグループが、周回コースに入るまでレースをリードした。周回コースに入ると有力選手らによる激しい攻防が幕を開け、最終日ということもあって、翌日を考えない手に汗握るレースが続いた。

 首位のモホリッチはチームメートの姿が見られず単騎ながらも、集団内でアタックもする積極的な走り。タイム差30秒で総合2位に付けるマシューズが、一時はモホリッチから決定的な差を付けるグループを作るものの、逃げ切りは許されず集団に飲み込まれた。終盤、オリバー・ナーセン(ベルギー、アージェードゥーゼール ラモンディアール)が単独で逃げる展開となったが、これも残り5kmで集団に吸収。急坂ではたびたび先頭から遅れるモホリッチだが、そのつど下りを利用して前に追い付き、いよいよ総合優勝が現実的になってきた。

 最後のゴールも石畳の上り頂上に設定される。モホリッチが先頭を引いて石畳に入ると、残り300mで前へ出たのはグレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー、BMCレーシングチーム)。しかしこれをすぐにマシューズが追い抜くと、そのまま先頭を譲らずにゴールまで駆け抜けた。

ビンクバンク・ツアー 第7ステージ結果
1 マイケル・マシューズ(オーストラリア、チーム サンウェブ) 4時間38分36秒
2 グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー、BMCレーシングチーム) +1秒
3 ゼネク・スティバル(チェコ、クイックステップフロアーズ) +3秒
4 オリバー・ナーセン(ベルギー、アージェードゥーゼール ラモンディアール)
5 マキシミリアン・シャフマン(ドイツ、クイックステップフロアーズ)
6 ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル)
7 ディオン・スミス(ニュージーランド、ワンティ・グループゴベール)
8 ニキ・テルプストラ(オランダ、クイックステップフロアーズ)
9 ディラン・ファンバーレ(オランダ、チーム スカイ)
10 ヤン・ポランツェ(スロベニア、UAEチーム・エミレーツ) +7秒

個人総合順位
1 マテイ・モホリッチ(スロベニア、バーレーン・メリダ) 25時間13分1秒
2 マイケル・マシューズ(オーストラリア、チーム サンウェブ) +5秒
3 ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル) +20秒
4 マキシミリアン・シャフマン(ドイツ、クイックステップフロアーズ) +25秒
5 ディラン・ファンバーレ(オランダ、チーム スカイ) +34秒
6 グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー、BMCレーシングチーム) +37秒
7 ソーレン・クラークアンデルセン(デンマーク、チーム サンウェブ) +39秒
8 グレゴール・ミュールベルガー(オーストリア、ボーラ・ハンスグローエ) +43秒
9 ニキ・テルプストラ(オランダ、クイックステップフロアーズ)
10 ジャスパー・ストゥイヴェン(ベルギー、トレック・セガフレード) +50秒

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