新105にショートリーチタイプ登場「シマノ鈴鹿ロード」でお披露目の新製品が多数展示 シマノブースに並ぶ注目プロダクツをリポート

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 三重県の鈴鹿サーキットで8月19、20日に開催された「シマノ鈴鹿ロード」では数多くの企業ブースが並んだ。大会ホストのシマノが展開するブースでは、ロード、マウンテンバイク(MTB)用のコンポーネントのほか、アクセサリーの展示が充実。人気を集めた製品のほか、この場でお披露目された注目プロダクツをリポートする。

前作(奥)からモデルチェンジを果たしたハイエンドシューズの新「RC9」(手前)が今大会で初お披露目 Photo: Shusaku MATSUO

さらに女性でも使いやすく

 ロード用コンポーネントへディスクブレーキ仕様のラインナップを拡張させているシマノでは、今年発表されたR7000系から初めて「105」グレードで油圧ディスクブレーキが選べるようになった。これにより、エントリーグレードのロードバイクへ取り入れが容易になり、ディスクブレーキの普及を後押ししている。

外に張り出した形状で、4mmショートリーチ化したSTIレバーも展示 Photo: Shusaku MATSUO

 ディスクブレーキのメリットは天候に影響されづらい制動力や、油圧の場合は軽い力でレバーを引けることが挙げられる。ブースには今大会で初めて公になったレバー部が外に張り出した形状のSTIレバーが展示されていた。手を大きく動かすことなく変速できるほか、ノーマルモデルより4mmショートリーチとなり、レバーを容易に引けることでブレーキングしやすくなった。もともと、手が小さいサイクリストや、握る力が強くない女性から支持を集めていたが、その長所をさらに伸ばした製品だ。

ビギナーにも優しい34T設定で登場した105グレードのリアスプロケット Photo: Shusaku MATSUO

 R7000系105グレードではリアスプロケットで最大34Tという大きさの歯数がラインナップされている。クランクで50-34Tを取り付けていれば1:1の比率になり、急な上り坂でも軽やかにペダリングが可能となる。なお、34Tのスプロケットを使用する場合は、リアディレーラーにロングケージタイプ(GS)をチョイスしなければならず注意が必要だ。

人気だったブラックもラインナップされている Photo: Shusaku MATSUO

 ツール・ド・フランスでも履いている選手を多く見かけたフラッグシップシューズ、エスファイア「RC9」の新型も展示されていた。今作では伸びないながらもしなやかなアッパー素材はそのままに、施される穴の形状を最適化した。パワーがかかる部分は前モデルよりも穴を小さくすることで剛性を強化。ストレスがかかりやすい小指部分は穴を大きめに設定することで、フィット性と履き心地を向上させた。ヒール部分は旧型では縫い合わされていたが、接着タイプへと変更。縫い目がかかとにかけていたわずかな負担を突き詰めて軽減させた。

手前の旧型は縫い目があるのに対し、新型(上)は接着タイプのため足への負担が減少 Photo: Shusaku MATSUO
豊富なサイズを用意したシューズのフィッティングコーナー Photo: Shusaku MATSUO

 カラーはシマノのイメージカラーであるブルー、清潔感のあるホワイトに加えて、限定カラーとして人気だったブラックが通常ラインナップへと加わった。ワイドタイプも用意され、足幅が広いサイクリストにもフィットするのが特徴だ。新RC9は今秋発売予定となっており、価格は変わらず税抜4万2000円となる。

用途に合わせてスタイルをチェンジ

レイザーの新型「センチュリー」 Photo: Shusaku MATSUO
後頭部にはUSB充電式のLEDリアライトが埋め込まれる Photo: Shusaku MATSUO

 レイザーのヘルメットからも新モデルが登場した。後頭部にUSBで充電するLEDライトを標準で備えた「センチュリー」も今大会で初めて触れられる機会として展示されていた。

 特徴は前頭部にある黒いキャップが付属していることで、マグネットを用いてヘルメット本体に装着されている。エアロ効果を生むスタイル、風を取り入れるスタイル、キャップを外して方向を変えて使用する場合と3タイプの使い方が選択でき、ライドする環境に合わせたセッティングが可能となる。アジアンフィットモデルとなり、頭の“ハチ”が張った日本人でもフィットする製品だ。発売は今秋を予定されている。

よりエアロ効果を高める装着例 Photo: Shusaku MATSUO
キャップを外すことも可能 Photo: Shusaku MATSUO

 シマノはブースのほかに、試乗車コーナーで多くの試乗バイクを用意していた。自社で開発した電動アシストユニット「STEPS」を搭載したeバイクや、ディスクブレーキロードなどが豊富に揃っていた。初めて電動コンポーネントを試した来場者は「ボタンを押すだけで変速し、あまりの簡単さに驚いた」という声や、ディスクブレーキに対し「想像以上に良く効いて、コントロールも楽だった」という感想を述べていた。19日の1日だけで200人のサイクリストが試乗したという。

eバイクやディスクブレーキ試乗希望者が後を絶たなかった Photo: Shusaku MATSUO

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