パーツ・アイテムインプレッションシェイクスからDi2用の新型ブラケットカバー「SH9150/8050」が登場

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 バイク用のグリップ、ブラケットフードを展開するシェイクスから、シマノの電動コンポーネント(Di2)STIレバーに対応するブラケットカバー「SH9150/8050」が登場した。カラーは全9色で、ハードタイプとソフトタイプの硬度がラインナップ。カラーコーディネートとグリップ性能を一度にカスタマイズできる新製品をレビューする。

シマノのDi2用STIレバーに対応するシェイクス「SH9150/8050」 Photo: Shusaku MATSUO

硬度はソフト、ハードの2タイプ

 シェイクスのフードは、全て国内の工場で製造。高密度樹脂素材を射出成型して精度の高い製品を作り続けている。シマノのSTIレバー「ST-6800」と「ST-5800」用のフードはすでにラインナップされていたが、Di2用は今回が初。国内トップのライダーも愛用する、最新のハイエンドコンポーネントに対応したモデルとして登場した。

表面には鮮やかなカラーラインが入り、裏側には凸凹のシボ加工が施される Photo: Shusaku MATSUO
握る際に力がかかりやすい箇所に施されたシボ加工 Photo: Shusaku MATSUO

 SH9150/8050の特徴は、対応するシマノのSTIレバー「ST-R9150」と「ST-R8050」にぴったりとフィットする形状にある。純正品ももちろん優秀だが、力がかかった際にズレないよう、よりしっかりと密着する構造となっている。指が当たる部分にある凹凸のシボは、力がかかる個所へ適切に配置。握った硬さが違う2種類がラインナップされ、純正品に比べ、やや硬めがソフト、硬めがハードとなる。ハードタイプは硬度60度、ソフトタイプは硬度50度となる。

 シェイクスのSH9150/8050への交換に伴い、純正品を外そうとすると、潤滑剤を使用せずに外すことができた。約1年間使用した純正フードは、ところどころブラケットとフードに隙間が生まれ、力をかけるとズレてしまっていた。簡単に外れたのは樹脂が伸びてしまっていた証だろう。一方、新品のシェイクスフードは引っ張るだけではなかなか装着できない。ここでパーツクリーナーを使い、滑りを良くして取り付けた。時間自体は10分もかかっておらず、コツを掴めば自宅でも作業できるだろう。

ブラケットの上部に手を置くポジションでも、優れたグリップ力で安定 Photo: Shusaku MATSUO

レバーへ密着し、グリップ力をカスタマイズ

 パーツクリーナーが完全に乾き、軽いライドでフードに力をかけるとしっかりとレバー本体へと密着させることができた。特にレバーのヘッド部、上下の部分の密着度は高い。サイドは“アソビ”があり、握りこむとしっかりと力を伝えることができる。

ツール・ド・おきなわ210kmに出場する筆者は硬度50度のソフトタイプをチョイス Photo: Kairi ISHIKAWA

 筆者はシェイクスフードの「SH-6800」も愛用し、手に密着するシボと樹脂素材が気に入っていた。SH9150/8050でもその性能は受け継がれており、ソフト、ハードともに抜群のグリップ力と安定感を備えていた。例えば巡航時、パワーをそれほどフードにかけていていない場合でも、手に吸い付くようにフィットするため、余分な力をかける必要がない。シボの触り心地も良くストレスを感じさせないためか、普段よりブラケットを持つ時間が長かったように思える。汗でフードが濡れても滑りづらい。

 アタックをかけるような場面では、純正品より手のひらの面積を大きく使い、よりパワーロスなく車体を振ることができた。ダイレクト感を求めるならハードタイプがおススメだ。ロングライドやツーリングする際はソフトタイプが向いているだろう。ツール・ド・おきなわ210kmを走る筆者はソフトタイプをチョイスした。

 カラフルな9色のカラーラインナップが揃っているのも魅力の一つ。グリップ性能をカスタマイズできるだけでなく、カラーコーディネートを楽しめる製品なので、レバーフードの交換時期には候補に入れたい製品だ。

■シェイクス「SH9150/8050」
税抜価格:3000円
重量:ペア43g(公差±2g)
カラー:レッド、ネオンピンク、ネオンオレンジ、イエロー、ネオンイエロー、ネオングリーン、ブルー、ホワイト、ブラック(全9種)
製品互換:9150(Di2)STI レバー及び8050(Di2)STI レバー

松尾修作
松尾修作

サイクリスト編集部員。10代からスイスのUCIコンチネンタルチームに所属し、アジアや欧州のレースを転戦。帰国後はJプロツアーにも参戦し、現在は社会人チーム「Roppongi Express」で趣味のレースを楽しむ。JBCFのカテゴリーはE1。数多くのバイクやパーツを試してきた経験を生かし、インプレッション記事を主に担当している。

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