スプリンターとして世界の舞台を経験愛三工業の岡本隼が8月からNIPPOとトレーニー契約 中国のステージレースに挑む

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 UCIプロコンチネンタルチーム、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニが若手3選手とトレーニー(研修生)契約を結んだ。日本からは愛三工業レーシングチーム所属の岡本隼が8月からトレーニーとして、中国のステージレースに挑む。

愛三工業からトレーニーとしてNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニに合流する岡本隼(2018年3月撮影) Photo: Shusalu MATSUO

 岡本はジュニア時代からトラックの中長距離や、ロードレースの選手として活躍。昨年中東のバーレーンで行われたアジア選手権では、ロードレースU23カテゴリーに出場し、集団スプリントを制してアジア王者に輝いた。今年3月に日本ナショナルチームとして参戦したツール・ド・台湾の第1ステージでも、スプリントを制して区間優勝を成し遂げている。

第22回全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会 を走る岡本隼(=2018年6月撮影) Photo: Yuzuru SUNADA

 岡本の初戦は、9月3日から5日にかけて中国で行われる「ツアー・オブ・シンタイ」(中国、UCIアジアツアー2.2)で、その後は9月8日から15日までの「ツアー・オブ・チャイナ」(中国、アジアツアー2.1)に出場する予定だ。

 トレーニー制度は主にU23の若手選手が対象で、将来プロチームでの活動を希望する選手をシーズン後半の8月以降にチームに登録できるUCI(国際自転車競技連合)の育成プログラム。契約を結んだチームが自由に出場レースを決められる。若手選手はトレーニー登録されていても、これまでの所属チームやナショナルチームでの活動も同時に行うことが可能だ。

岡本隼のコメント

 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのトレーニーとして走らせてもらえることに感謝し、日本人スプリンターとしてスプリントステージでのUCIポイントを獲得すること、獲得に貢献することに徹して中国の連戦に臨みたいです。
 レースではもちろん、レース以外の場でもプロコンチネンタルチームの一員としての自覚を持ち、行動することを心がけます。

大門宏マネージャーのコメント

 岡本は高校時代(和歌山北)、日本大学時代からトラック競技を通して注目してきたが、チャンスがあればスプリンターの本能を磨くために少しでも多くの実戦舞台で経験を積ませたいと思っていた。
 今回、愛三工業レーシングチームの理解も得ることができ、楽しみにしている。特にスプリンターはトレーニング以上に実戦の結果の積み重ねで得た自信が成長に欠かせない。アシストをどう上手く使うことができるかもセンスが問われるが、まずは今回の中国でのUCIレースでスプリンター同士の争いで、テクニックも磨きながらワンステップ上の加速力を身に付けさらにパワーアップし、数年後にはヨーロッパの舞台で活躍する、日本を代表するオールラウンダータイプのスプリンターに成長してくれることを期待している。

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