Cyclist編集部・松尾記者の現地リポート実物はテレビよりかっこいい! 現地で聞いた「ツール・ド・フランス2018男前選手権」

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 『Cyclist』が以前実施した「読者が決める“イケメン&ナイスガイ”人気選手アンケート」、皆さんはお楽しみいただけたでしょうか。今回はアンケートの結果をパネルにして、現地の観客へ実際に選手を見た感想をインタビューしました。

サイクリスト調べ「読者が決める“イケメン&ナイスガイ”人気選手アンケート」の結果を持ってフランスで感想を聞きました Photo: Shusaku MATSUO

アラフィリップ強し!

 まず、アンケート結果を振り返ってみましょう。募集されたのは2部門で、容姿端麗な選手を選ぶ「イケメン」部門と、立ち振る舞いや走りのスタイルも総合的に評価する「ナイスガイ」部門。イケメン部門で優勝に輝いたのは“スプリンターの貴公子”マルセル・キッテル(ドイツ、チーム カチューシャ・アルペシン)で、ナイスガイ部門はペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)が輝きました。集まった票の4割は女性という結果となり、題材の注目度の高さに編集部が驚いたほどでした。

「マイヨ・イケメン」トップ10

1. マルセル・キッテル(ドイツ、チーム カチューシャ・アルペシン)134票
2. ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)103票
3. ロメン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール ラモンディアル)24票
4. ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)23票
5. クリストファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ)21票
6. アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・スーダル)19票
7. ゲラント・トーマス(イギリス、チーム スカイ)10票
8. フェルナンド・ガビリア(コロンビア、クイックステップフロアーズ)8票
8. エステバン・チャベス(コロンビア、ミッチェルトン・スコット)8票 
10. アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスターチーム)7票
10. ジョージ・ベネット(ニュージーランド、ロットNL・ユンボ)7票

「マイヨ・ナイスガイ」トップ10

1. ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)65票
2. クリストファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ)55票
3. リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム)34票
4. ミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド、チーム スカイ)32票
5. 新城幸也(バーレーン・メリダ)22票
6. ダニエル・オス(イタリア、ボーラ・ハンスグローエ)20票
7. ゲラント・トーマス(イギリス、チーム スカイ)15票
8. トム・デュムラン(オランダ、チーム サンウェブ)15票
9. アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスターチーム)14票
10. アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・スーダル)12票
10. マルセル・キッテル(ドイツ、チーム カチューシャ・アルペシン)12票

「バルベルデが渋かったし、アラフィリップがイケメン!」と会話が弾む國見さんと藤井さん Photo: Shusaku MATSUO

 それでは現地で聞いたインタビューをご紹介します。まずは第18ステージのフィニッシュ地点の街、ポーで観戦していた國見洋光さんと藤井敬子さん。2人は普段からサイクリングやレース参戦を楽しんでおり、もちろんロードレースの観戦も欠かせないといいます。

 「ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)が元々好きだったのですが、実際の姿はもっとカッコよくてファンになりました」と2人が口を揃え、さらに「アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター チーム)の渋さに心を打たれました」と藤井さんが続けます。

 日本のロードレースファンは海外選手を見る機会が少ないため、やはり本物の選手を目にするとテレビ以上に輝いて見えるそうです。千葉県から観戦に来た川田章世さんもその一人。チーム サンウェブのジャージに身を包んだ姿の通り、“推し”の選手はトム・デュムラン(オランダ)でした。

川田さんの推しはトム・デュムラン(オランダ、チーム サンウェブ) Photo: Shusaku MATSUO
「実際の選手はテレビで見る以上にかっこいい」と話す川田さん Photo: Shusaku MATSUO

 「デュムランはテレビで見るよりも、無駄なものを削ぎ落としたストイックさを生で見て感じました。アラフィリップも素敵でしたよ!」と感想を述べてくれました。ツールマレー峠でも観戦していた川田さんは「霧の中から現れたナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター チーム)が想像以上にかっこよかったです。小柄ですがオーラがありました」と現地で見たからこそのコメントも。他の日本人観戦者からもダニエル・オス(イタリア、ボーラ・ハンスグローエ)や、フェルナンド・ガビリア(コロンビア、クイックステップ・フロアーズ)の名前も挙がっていました。

国境を越えて人気者のサガン

 日本以外の観戦者の意見も聞いてみました。コロンビアから訪れていたクリスティナさんはガビリアがお気に入り。エガン・ベルナル(チーム スカイ)やキンタナも応援しているそうですが、やっぱりイケメン度ではガビリアが一番とのことです。今大会では会えなかったようで、序盤のリタイアが悔やまれます。

コロンビア出身のイケメンといえばフェルナンド・ガビリア! Photo: Shusaku MATSUO

 現地フランスのファンから人気だったのはロマン・バルデ(フランス、アージェーデュゼール ラモンディアール)とアラフィリップの2人で、観客の前を通るたびに応援と歓声が上がっていました。しかし、最も会場を沸かせたのはを「マイヨ・ナイスガイ」を制したサガン。対応が追いつかないからなのか、チームバスの前ではパネルがファンを出迎えていました。

ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)はあまりの人気に、チームバスではパネルで対応 Photo: Shusaku MATSUO

 一方で凄まじいブーイングを浴びていたのはクリフトファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ)。アンケートではナイスガイとイケメンどちらもランクインしたフルームですが、現地のファンは腑に落ちない結果だったのかもしれません。

 ちなみに、筆者が会場で見つけたイケメン&ナイスガイも紹介。フランコ・ペリツォッティ(イタリア、バーレーン)とトビアス・ルドヴィグソン(スウェーデン、グルパマ・エフデジ)の2人です。ペリツォッティは髭を蓄え、渋さとワイルドさを兼ね備えたベテランの風格が滲み出ていました。ルドヴィグソンは流し目がクールなうえに、TTのナショナルチャンピオンジャージも相まってとってもハンサム。

渋さとワイルドさが加わりさらにイケメン度を増したフランコ・ペリツォッティ(イタリア、バーレーン・メリダ) Photo: Shusaku MATSUO
流し目がクールなトビアス・ルドヴィグソン(スウェーデン、グルパマ・エフデジ) Photo: Shusaku MATSUO

 この他まだまだかっこいい選手が大勢いたツールの会場。どの選手も顔だけでなく、本気で競技に集中する姿は本当に魅力的です。海外レースももちろんですが、国内のレースでもきっとお気に入りになれる選手がいるはず。ぜひ、レースを生で見たことない読者の方も現地で観戦し、新たな魅力を発見してみてください。

松尾修作
松尾修作

サイクリスト編集部員。10代からスイスのUCIコンチネンタルチームに所属し、アジアや欧州のレースを転戦。帰国後はJプロツアーにも参戦し、現在は社会人チーム「Roppongi Express」で趣味のレースを楽しむ。JBCFのカテゴリーはE1。数多くのバイクやパーツを試してきた経験を生かし、インプレッション記事を主に担当している。

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