父、慎二さんも誘導ボランティアで参加雪崩で犠牲 浅井さんに「完走証」 母が参加の那須 ロングライド

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 自転車イベント「那須高原ロングライド」実行委員会は7月18日、昨年3月の雪崩事故で犠牲になった県立大田原高校の浅井譲さん=当時(17)=の名前が記入された完走証を両親に贈った。7月8日、那須町で開かれたロングライドには浅井さん愛用の自転車で母、道子さん(52)が参加して約55kmのコースを完走。父、慎二さん(48)は参加者を誘導するボランティアに加わった。

那須高原ロングライド会長の高根沢武一会長から完走証とジャージを受けるとる雪崩事故で亡くなった浅井譲さんの両親=那須塩原市

 「譲はレースに参加したかったと思う。代わりに参加し、一緒に走りたい」。そんな道子さんの思いに応え、実行委員会が完走証を届けることに。18日夕、高根沢武一会長(59)が那須塩原市の浅井さん宅を訪れ、完走証と那須ブラーゼンの選手のサインが入った同ロングライドのオフィシャルジャージーを両親に手渡した。

 完走証は仏壇に飾られ、道子さんは「走りながらいろいろな思いが錯綜(さくそう)したが、譲が一緒にいて、支えてくれていると思い、前向きに考えられるようになった」と振り返った。慎二さんも息子とサイクリングした思い出 を語り、「完走証などをいただき、本当にありがたい」と話した。

 高根沢会長は「譲さんが生きていれば、きっとロングライドにエントリーしていたと思う。自転車の仲間として夢をかなえてやりたかった」と述べた。(伊沢利幸)

産経新聞・栃木版より)

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