ジロ・ローザ2018 第9ステージゾンコランステージで與那嶺恵理「底を脱した」 復調して最終ステージへ

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 女子プロロード最高峰のステージレース、ジロ・ローザ(女子版ジロ・デ・イタリア)に出場している與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)は7月14日、第9ステージのレースを走り区間45位でフィニッシュした。個人総合では42位となり、最終日の第10ステージを迎える。

集団内でレースを進める與那嶺恵理 © Velofocus

 104kmで行われたこの日、終盤まで大きな上りはないものの、最後に“魔の山”ことモンテ・ゾンコランの1級山頂フィニッシュが待ち受ける。個人総合争いにおいては文字通り最大のヤマ場だ。

 数日来の不調が「やっと底を脱した」という與那嶺。久々にレースの展開に加わって、チームの総合エース、エリサ・ロンゴボルギーニ(イタリア)のために集団内で動いた。最後の上りはマイペースで走り、先頭から13分50秒差でゴールした。ロンゴボルギーニは総合9位で、ベスト・イタリア人ライダー賞の青いリーダージャージを守っている。

 10日間に渡る大会は、翌日いよいよ最終日を迎える。120kmのレースは終盤に1級山岳を越えて、下ってのフィニッシュ。最終日まで総合上位勢では激しい戦いが続くことが予想される。

 與那嶺自身のコメントは以下の通り。

 ジロ・ローザ第9ステージ。コンディションはやっと底を脱した感じで、楽しくレースができました。

 ゾンコランに登る日。

 昨日までコンディションが日に日に低下してしまい、何もできずにかなり苦しみましたが、やっとコンディションが底を脱したかなと感じます。

 レースは頂上ゴール。1800m弱のゾンゴランに登ります。スタートからそんなことはお構いなく、すごいスピード。本当に今年は速い。アタックとチェック。危険な逃げを作らず後手に回らないように。私もやっと動きができるコンディションに戻れたので、何度かチェックとフォローをします。

レース前のチーム紹介。ウィグル・ハイファイブは本来黒のジャージだが、各国チャンピオンやリーダージャージで色とりどりに © Velofocus

 ボーエルのマジェラス、キャニオンのチェキーニが動いた危険なタイミング、上手く合わせて私も逃げを作ることができました。しかし、少しのタイムギャップの後、やはりこの逃げは危険すぎるのでキャッチアップされてしまい、少し残念。

 その後危険ではない逃げを見送り、ここで仕事は集団のコントロールへ。エリサの位置を気にしながら、安全にゾンゴランの上り口まで。強烈なストームもあり、プロトンは神経質に。クラッシュも回避しながら、安全に上り口まで。前方で楽しく展開ができたので、プロトン分裂もうまく回避できました。

 あとはテンポで上ります。明日の仕事への体力も残しながら。多くの観客にプッシュしてもらい、なんだか楽しめました。

 大きくコンディションを落としてしまい、かなり残念なジロ・ローザですが、今日は楽しく走れ、こんな日もあるなと。やっと割り切れました。

 ライブ映像はこちらで見ることができます。

 明日が最終日! 第10ステージ、間違いなく高速で集団が割れると思います。前方でしっかり仕事をします。

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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UCI女子ワールドツアー 與那嶺恵理

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