約55km完走「また走りたい」雪崩で犠牲、息子の自転車で那須高原ロングライド参加 母「2人で走れた」

  • 一覧

 一緒に走りたい―。栃木県那須町の那須高原を自転車で走るイベント「那須高原ロングライド」が7月8日開かれ、昨年3月の雪崩事故の犠牲者、県立大田原高校の浅井譲さん=当時(17)=の愛用した自転車で母、道子さん(52)=那須塩原市=が参加した。「息子はこのレースに参加したかったと思う。代わりに参加し、一緒に走りたいと思った」と話し、約55kmのコースを約4時40分かけて完走した。イベントは107キロのヒルクライムなど6つのコースに約2800人が参加した。

雪崩事故で亡くなった浅井譲さんの自転車でレースに参加し、ゴールした母の道子さん(左)=那須町寺子乙(撮影・伊沢利幸)

 道子さんは、譲さんの友人の両親と3人でレースに参加。自転車は譲さんが中学生のときに購入し、高校で通学用に使っていた愛用の自転車だ。那須町文化センターから那須フラワーワールド、那須りんどう湖レイクビュー、道の駅東山道伊王野などを巡るコースに挑戦。午前9時すぎにスタートし、午後1時40分ごろゴールした。

 完走証を手に道子さんは「安全面に気を配り、レースを開催している関係者の方に感謝したい」とした上で「充実したとてもすてきな時間だった。(譲さんが)ずっと一緒にいてくれ、2人で走れたと思う。来年は一つランクを上げ、また走りたい」と思いを語った。(伊沢利幸)

産経新聞・栃木版より)

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

ショップナビ

スペシャル

自転車協会バナー
CyclistポケットTシャツ

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載