ジロ・ローザ2018 第3ステージ與那嶺恵理は苦手の石畳ステージで1分差ゴール 終盤落車に遭遇も「私は元気」

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 イタリアで開催中の女子版ジロ・デ・イタリア「ジロ・ローザ」は7月8日、第3ステージのレースが行われ、日本から唯一出場している與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)は先頭から1分差の区間102位でゴールした。

濃いピンクのポイント賞ジャージを着るキルスティン・ウィルドら、チームメートと共に集団内を走る與那嶺恵理 © Velofocus

 第3ステージはミラノ郊外のコルベッタを発着に、16.5kmの周回を8周する132kmで行われた。10日間にわたるジロ・ローザの序盤は平坦系ステージが続く。この日も完全平坦だったが、石畳や細い道、直角コーナーなどが続くコースは、與那嶺にとって「苦手がてんこ盛り」の設定だったという。

スタートサインに向かう與那嶺恵理 © Velofocus

 與那嶺は前日区間優勝をしたキルスティン・ウィルド(オランダ)と、総合エースのエリサ・ロンゴボルギーニ(イタリア)の、2人のエースをフォローするのが仕事。この日は終盤、逃げを追い込む働きを見せたという。

 だが残り7km付近、集団の中央部で集団落車が起こり、巻き込まれた與那嶺は落車はまぬがれたものの、ストップを余儀なくされた。先頭から1分遅れのゴールで、個人総合成績は42位となっている。

 與那嶺のレポートは以下の通り。

 ジロ・ローザ3日目。私はラスト7kmで落車に巻き込まれましたが元気です。

 今日は16kmのループを8周。コースは石畳に細い道。そして直角コーナーな多数。苦手がてんこ盛りでした。

 チームの作戦は変わらずエリサのフォローとクリスティンのステージ優勝。

 スタート後から出入り激しく、アタックが続きます。プロトンは伸びたり縮んだり。そのたびにガッシャーンとの落車の音が。自分のコンディションはワールドツアーに順応し始めて良い感じです。

出走サインをする與那嶺恵理 © Velofocus

 今日も逃げができ、プロトンは微妙な空気で追ったり追わなかったり。終盤は追走もハイペースになり、コーナーごと、パヴェごとに選手が減っていきます。私はパワーの出入りを少なく、まぁまぁ脚を温存していました。

 私も最終回に仕事を依頼されました。先頭にも普通に上がれるコンディション。逃げているチームが強烈にブロックをしてきて、組織だっての追走が難しく、タイム差を詰めながら吸収手前でお仕事終わり。

 かなりプロトンはナーバスに。そして怖いなーと思っていたら、目の前で落車! 残り7kmぐらいでしょうか。プロトンのほぼ真ん中で落車でした。

 私は突っ込みましたが、かろうじて落車は回避。今回の優勝後方の一人、ボーエルのメーガンも巻き込まれました。位置取り含めて、やはりヨーロッパレースは厳しいとまた実感です。30人ほどの集団でゴールをしました。無念ですがしょうがない。

 そのまま自分の脚を使ってでも、先頭で追走の仕事をしたほうが良かったかな…。

 クリスティンはほぼアシストがない中、単騎で粘り、2位を獲得! 本当に勝負強いと感じます。

 ライブ映像はこちらで見ることができます。1分すぎからお仕事中です。

 明日は少し短めの110kmのステージですが、中盤に少し上りが出てきます。集団が割れることが予想されるので、できる限り上手く前方で展開をします。

 今日は転ばずに、良かったです…。怖かった…。

 明日も日々丁寧に、無事これ名馬でゴールを目指します。

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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UCI女子ワールドツアー 與那嶺恵理

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