ジロ・ローザ2018 第2ステージ與那嶺恵理はチームメートの優勝をアシスト 「ハードだけど、やってて良かった!」

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 女子版ジロ・デ・イタリア「ジロ・ローザ」に出場している與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)は7月7日、第2ステージの120kmのロードレースを走り、先頭と同タイムの区間91位でゴールした。大集団のスプリントを與那嶺のチームメート、キルスティン・ウィルド(オランダ、ウィグル・ハイファイブ)が制して区間優勝を飾った。

ジロ・ローザ第2ステージの集団スプリントを制して優勝したキルスティン・ウィルド(オランダ、ウィグル・ハイファイブ) © Velofocus

 第2ステージはほぼ平坦のコース。この日の與那嶺は、総合エースのエリサ・ロンゴボルギーニ(イタリア)のフォローと、ステージ優勝を狙うウィルドのアシストを命じられて走った。レースは2人が逃げる展開となったが、終盤にかけて與那嶺らウィグル・ハイファイブが中心となり追走した。

市街地の狭い道を進むプロトン。先頭に與那嶺恵理 © Velofocus

 粘った逃げの2人だが、残り300mで集団が2人を吸収。そのままの勢いからの集団スプリントでは、やや後ろに位置していたウィルドだが、176cmの長身からパワフルに加速する圧巻のスプリントで先頭に立ち優勝した。ウィルドは同時にポイント賞ジャージも獲得した。

 與那嶺のレポートは以下の通り。

 ジロ・ローザ2日目。狭い道に、最初から速い展開。そして逃げと仕事。コースはずっと丘陵地帯を上り、下り、曲がり。ヨーロッパサーキットに戻ってきたと実感した一日です。

 チームの作戦はエリサのフォローとクリスティンのステージ優勝。

 スタート後、しばらく出入りが激しくアタックがあり2人が先行。その後はテンポペースでレースは進みます。単発のアタックなどもチェックしながら、中盤が過ぎ、「あー、今日もペース速いなー」と思っていたら私がメカトラブル…。変速機が突然動かなくなってしまい…。はぁ、危なかった…。

石畳の市街地を進むプロトン。日本チャンピオンジャージの與那嶺恵理の姿が目立つ © Velofocus

 さて3分差となり、そろそろ終盤に向けてプロトンがペースアップと思っていたら、他のすべてのチームは何故か仕事を行わず、スプリントは狙わないとのスタンス。私達のみが仕事をすることとなりました。これもまた、いろいろな意味で集団の力学です。

 残り20kmからチームメート3人とキャニオンが1人で仕事を開始。他のチームは脚を休める状況。うーん。仕方がない。仕事をしながら、ああヨーロッパサーキットに戻ってきたな、とまた実感。残り10km、5km、とタイム差を順調に詰めながら、逃げグループも目視できる段階へ。

 そして残り3km。お役目御免で仕事終了。あとはクリスティンに賭けます。

 その彼女は期待に応え見事優勝! レース後はハッピーモード!

 2日目からまぁまぁのハードワークだけど、やってて良かった!と思える瞬間をまた味わうことができました。

 ライブ映像はこちらで見ることができます。30分すぎからお仕事中です。

レース後、ドリンクを飲む優勝のウィルド(右)と與那嶺恵理(中央) © Velofocus

 明日は苦手なド平坦、クリテリウムっぽい一周15kmの周回コース。ここを8周です。とても心配です…。不安だ…。

 日々丁寧に、無事これ名馬でゴールを目指します。

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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UCI女子ワールドツアー 與那嶺恵理

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