平均時速は49kmイタリアで10日間のジロ・ローザが開幕 與那嶺恵理は初日チームTTで7位

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 「ジロ・ローザ」の愛称で知られる女子版ジロ・デ・イタリア(イタリア一周レース)、ジロ・ディタリア・インテルナツィオナーレ・フェミニーレが、7月6日に開幕した。日本からは與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)が唯一出場。第1ステージは15kmのチームタイムトライアル(TTT)が行われ、與那嶺らウィグル・ハイファイブは7位だった。

5人で走るウィグル・ハイファイブ。與那嶺恵理は2番手 © Velofocus

 ジロ・ローザはイタリア国内を15日までの10日間で全10ステージをこなし、総走行距離974kmという女子プロロードレース最大のステージレース。1チームは最大7人で編成され、全24チームが出場する。第1ステージはイタリア北部、マッジョーレ湖のほとりのヴェルバーニアでレースが行われた。

マッジョーレ湖沿いを走るウィグル・ハイファイブ。與那嶺恵理は2番目 © Velofocus

 TTTはチーム全員で走り、4番目にゴールしたタイムがチーム全体のゴールタイムとなる形式。與那嶺らウィグル・ハイファイブはレース途中で5人まで集団の人数を減らしながら、優勝したチーム サンウェブから39秒差の7位でレースを終えた。平均時速は48.7km。優勝したサンウェブの平均時速は50.5kmに達した。

 與那嶺自身のレポートは以下の通りとなる。

 10日間のステージレース。初日から総合に影響するTTT。チームは7人でのスタートです。時速50kmで進むチームタイムトライアル。メンバーはトラック世界選手権のパシュートメダリストとアルカンシェル、各国のTTチャンプ…。武井コーチからは上手く走ろう、出し切らずに、と言われますが、出し切らないと一瞬で千切れます…。

 前日までの練習では、皆が気持ちよくローテーションをできるゾーンになかなか入らず、メンバーもスタッフも多くのストレスを感じていました。

 そしてレース当日。安定のイタリアクオリティのロジスティックにチームは大混乱。ドタバタと準備をして、とにかく無事これ名馬を誓いスタートしました。

全日本2冠女王をキープして女子ロード最高峰のジロ・ローザに挑む與那嶺恵理 © Velofocus

 スタートしてすぐに時速50kmでの巡航。ドドドドドと牛のように進むチーム。

 ひたすら我慢。ローテーションも回しながら耐えます。皆が全力を尽くします。が、気づくともう5人しか残っていません。これ、私がドロップすると大変なことになる…。なぜならチームタイムトライアルは4人目のゴールタイムが全体に反映されます。

 耐えて、耐えて。ドロップできない。耐えて。耐えて。そして無事にゴール。

 7位で39秒差は微妙な順位…。まずはけがなくスタートが切れたことにホッとしています。

 ライブ映像はこちらで見ることができます。30分すぎからウィグルです。

 明日は120km平坦ステージ。ですが、コースマップを見る限り、危険なアップダウンも多そうです。一瞬でも気を抜くと大変なことになります。

 エリサ(ロンゴボルギーニ)のフォローを最優先しながら、日々丁寧に、無事これ名馬でゴールを目指します。

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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UCI女子ワールドツアー 與那嶺恵理

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