WADAの決定に基づく判断UCIがフルームのドーピング問題に関する手続きを終結 ツール・ド・フランス出場へ

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 国際自転車競技連合(UCI)が7月2日、クリストファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ)に対するドーピング問題に関する手続きが終結したと公式ウェブサイト上で発表した。この結果にフルームはチーム スカイの公式ウェブサイト上で「UCIが無実であることを表明したことに対し、私は非常に嬉しく思います」と歓迎の意を示し、ツール・ド・フランス出場へ向けて準備を進めることを表明した。

UCIからドーピングに関する手続きが終了したと発表されたクリストファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ) Photo: Yuzuru SUNADA

 この問題は昨年のブエルタ第18ステージで、フルームに対して行った尿検査の結果から、基準値を上回る「サルブタモール」(喘息患者へ処方される気管支拡張剤)が検出されたことを発端としていた。UCIと世界アンチ・ドーピング機関(WADA)は、専門家を交えて協議した結果、違反が疑われる尿サンプルは基準に抵触しないと判断。UCIはWADAの決定に基づき、フルームに対するドーピング問題の手続きを終結した。

 フルームはチームのウェブサイト上で、この決定を喜ぶ声明を発表したと同時に、自身が小児期から喘息で苦しんでおり、サルブタモールの接種についても医師の判断に基づいた正当なものだったことを強調した。

 フルームは7月1日、フランスの大手新聞ル・モンド電子版において、ツール・ド・フランスを主催するアモリ・スポル・オルガニザシオン(ASO)から出場を拒否されたと報じられていた。サルブタモールを許容範囲以上使用したとするフルームに対し「イベントへの参加を拒否する権利または排除する権利(規則28条)を留保する」というUCIレギュレーションを用いていたASOだが、UCIが手続きを終了したことでフルームを排除する理由を失うこととなった。大会の開幕まであと4日。今後、ASO側の正式発表が待たれる。

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