今季ここまで2レースのみ徳田鍛造がチームUKYOからシエルヴォ奈良へ移籍 出場機会求めJプロツアーへ

日本登録のUCIコンチネンタルチーム、チームUKYOは6月26日、チーム所属2年目の徳田鍛造(26)が同日付で、国内Jプロツアーに参戦する「シエルヴォ奈良」へ移籍することを発表した。徳田は今シーズン出場機会に恵まれておらず、レースに出場したいという思いから、24日の全日本選手権を最後にチームを去ることになった。
徳田は京都府出身。鹿屋体育大学在学中の2013、2014年には全日本選手権ロードのU23(23歳未満)クラスで2連覇を飾っている。チームNIPPOやフランスのアマチュアチームを経て、昨シーズンからチームUKYOへ、弟の優とともに加入した。
今シーズンはここまで全日本選手権以外は、5月のスリランカでのレースに出場したのみ。国内ツアーに登録せず海外のUCIレースを中心に戦うチームの中で、活躍の機会が限られてしまっていた。今後はJプロツアーなど、国内を主戦場に戦っていくことになる。
●片山右京代表のコメント
今年はチームUKYOのレギュラーメンバーで走る機会が減ってしまっており、鍛造君にとっては難しい決断だったと思いますが、本人とよく話し合った結果、移籍ということになりました。シーズン途中ではありますが、鍛造君にはプロとして新しい仲間と多くのレースに出場して活躍して欲しいと思っています。
●徳田鍛造のコメント
Team UKYOでの1年半の活動は私にとって学びの多い1年半でした。
だからこそ、シーズン途中で移籍するということは悔しいというか、少し辛いところもあります。今後は新しいチームでJPTをはじめ日本での自転車競技をさらに盛り上げられるよう、頑張っていきたいと思います。
これまで応援してくださったチームのスポンサー様、サプライヤー様、そしてファンの皆様、大きな声援をありがとうございました!!