自社工場だからこその品質進化したオーダーシステム「マイオー」が好評 オルベア2019年モデル展示会

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 スペインのバイクブランドORBEA(オルベア)の展示会が6月6日、東京・千代田区のインスティトゥト・セルバンテス東京で開催された。会場ではバイクのカラーや仕様を自由に選ぶことができるオーダーシステム「MyO」(マイオー)の一例を展示。人気を博している理由を本社のディレクター、ウナイ・ディエゴ氏に聞いた。

オルベアのウナイ・ディエゴ氏が「MyO」の人気の理由を説明 Photo: Shusaku MATSUO

半数がマイオーを選択

 マイオーは2015年から始まったシステムで、ラインナップしているバイクの上位グレードで選ぶことができる。公式ウェブページのウェブブラウザ上で車種ごとにカラーやコンポーネントをシミュレートすることができるのが特徴。2019年モデルでは選べるカラーやコンポなども増え、ブラウザでのビジュアルも向上したという。アップチャージは税抜2万円となる。当初は出荷量全体の25%程度だったが、現在は50%以上の規模まで大きくなり、認知度も広まっているという。ディエゴ氏も「ここまでの規模になるとは思わなかった」と驚きを隠せない。

マイオーのオーダー画面では色や仕様をシミュレートできる ©ORBEA
鮮やかな色合いや、グラデーションも可能となる Photo: Shusaku MATSUO
インスタグラムのキャンペーンで作られた車両が展示 Photo: Shusaku MATSUO

 サイクルロードレースが盛んなバスク地方に本社を構えるオルベアは、本社工場内でマイオーのペイント作業をしている。目の行き届く場所で製造することで、クオリティを保ち、そこで得た知識やプロセスを次の製品開発に生かすという。現在はオーダーから2~4カ月の期間で納車をしているが、ディエゴ氏は「4カ月では遅い。2カ月がマストだし、将来的には1カ月まで短縮したい」と展望を述べた。“欲しい”と思い注文し、手元に届くまでの期間は購入する動機に大きく影響するとの考えを示した。ペイントだけでなく、常にフレームとアッセンブル用のパーツを在庫することでスピーディに顧客へ届けることが重要だと強調した。

2017年に登場し、エアロ効果を追求した「オルベア エアロ」も展示 Photo: Shusaku MATSUO

 最後にディエゴ氏は、「マイオーは開発から製造に至るまで自社で行っているからこそできるサービスだ」と自信を見せた。今後はさらに複雑なペイントオーダーも可能にし、カスタムメイドブランドの最先端を目指したいという。「作り上げるエクスペリエンスに価値を持たせたい」と締めくくった。

日本導入予定のeバイクも

日本にも導入予定だというeバイク「ワイルド」 Photo: Shusaku MATSUO

 会場ではマウンテンバイクタイプのeバイク「ワイルド」が展示。シマノ製のアシストユニット「STEPS」を搭載し、前後にサスペンションを備えたモデルだ。日本でも近年、eバイクが普及し始めているが、欧州ではすでに人気のカテゴリーになっており、ワイルドも幅広い層に受け入れられているという。日本の公道で走れるよう調整中で、国内販売が予定されている。

ダウンチューブ内にバッテリーを備えた「ゲイン」 Photo: Shusaku MATSUO
モーターはリアハブ内にあり、ライダーをアシストする Photo: Shusaku MATSUO

 また、日本未発売のeバイク「ゲイン」も展示。一見すると普通のロードバイクだが、ダウンチューブ内にバッテリーを備え、リアハブ内のモーターユニットでライダーをアシストする。重量は14kgに収められた。日本での発売は未定となっている。

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2019年モデル オルベア ロードバイク

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