高精度ディスプレイでくっきり表示コンパクトなボディの高機能エントリーモデル ガーミン「エッジ130」を実走レビュー

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 ガーミンから新たに登場したGPS内蔵のサイクルコンピューター「エッジ130」。軽量、コンパクトのボディに、サイクリストが求める基本性能を詰め込んだ高機能エントリーモデルとして、6月7日から発売が開始される。Cyclist編集部が一足早く実走使用したレビューをお送りする。

ボタンは軽く、確かなクリック感が押し間違いを防止する Photo: Kyoko GOTO

上位機種に迫る性能

 エッジシリーズには最もシンプルな「エッジ25J」がラインナップされている。GPSも搭載され、ライドに必要な基本的な性能は備えているが「パワーメーターとの同期や、もう少しだけ機能が欲しい」というサイクリストも多いはず。エッジ520Jは充実の機能が揃った上位機種だが、本体で税抜3万6000円、スピード・ケイデンスセンサーセットで税抜4万9000円とやや高価になる。その中間として登場したのがエッジ130だ。本体のみでは税抜2万3800円と価格が抑えられつつ、上位モデルに寄った機能が搭載されている。

「エッジ520J」(左)と比較するとコンパクトなボディ Photo: Shusaku MATSUO

 エッジ130の第一印象は「非常にコンパクト」だということ。筆者は上位機種にあたる「エッジ520J」を愛用していたが、見慣れたボディサイズから一回り以上小ぶりに見えるうえ、持っても軽い。エッジ520Jが60gに対して、エッジ130は33gと約半分の重量に抑えられた。ディスプレイは1.8インチとなる。

 電源ボタンを押し、本体を起動するとメモリインピクセル(MIP)ディスプレイが立ち上がる。上位機種とは異なりモノクロのディスプレイだが、非常にくっきりとした表示が特徴だ。昼間、直射日光がディスプレイを照らしてもハッキリと表示され、数値を読み取ることができる。小さい文字でも目を細めることなく、ライド中に確認することができた。

視認性と操作性が優れており、コンパクトになったデメリットが何一つ感じられなかった Photo: Kyoko GOTO

 通信規格はBluetoothとAnt⁺に対応している。ケイデンスやスピードセンサーはもちろん、パワーメーターともペアリングでき、1ページには最大8分割が表示可能で、表示する項目内容は上位機種にも劣らない。例えば、パワーの項目はリアルタイムのパワーだけでなく3秒平均値や全体平均値といった細かい分割パターン、表示項目を好みのスタイルにカスタマイズできた。また、天気やコンパス、獲得標高をリアルタイムの数字とグラフで表示する機能も備えている。

 コンパクトなボディだが、ボタンは大きく、押し心地が軽い。はっきりとしたクリック感もあり、ライド中でも間違いなく操作ができる。また、ボタンの操作に対して画面表示のレスポンスがとても良く、ストレスを感じなかった。

 試しにトレーニング画面を6分割に設定。タイムは最も小さい表示だったが、100分の1秒の数字まで読み取れるほどのディスプレイ精度とレスポンスがあったのには驚いた。

Bluetooth対応で、スマートフォンと連携し、対応アプリと同期も簡単 Photo: Shusaku MATSUO

 蓄積したデータは他の「エッジシリーズ」同様、Bluetooth通信でスマートフォンと同期できる。あらかじめスマートフォンにインストールしていたアプリ「ガーミンコネクト」にエッジ130のペアリングをしておけば、ライド終了のボタンを押すと同時にデータがスマートフォン経由でアップロードされる。また、コース情報をガーミンコネクト経由でインポートし、ナビゲーション機能を利用することも可能だ。

 筆者はエッジ520Jでも十分に満足していたが、エッジ130を使ってみると、必要な項目をストレスなく表示さえすればこちらでもよいのではないかと思った。コンパクトなボディはハンドル周りをスッキリとさせるし、重量が軽いのはこの上ない。バッテリーの稼働時間は最大13時間なので、そうそう充電切れを起こすことはないだろう。ナビゲーション機能や拡張性は上位機種にもちろん軍配が上がるが、「必要最低限の機能があればOK」というサイクリストはエッジ130がベストバイと言えるだろう。

■ガーミン「エッジ130」
税抜価格:23,800円(本体のみ)、29,800円(スピード・ケイデンスセンサーセット)
ディスプレイ:1.8インチ(MIPモノクロディスプレイ)
本体サイズ:41x63x16mm
重量:33g
稼働時間:最大13時間
ルート:15コース
履歴:最大100時間分

松尾修作松尾修作

サイクリスト編集部員。10代からスイスのUCIコンチネンタルチームに所属し、アジアや欧州のレースを転戦。帰国後はJプロツアーにも参戦し、現在は社会人チーム「Roppongi Express」で趣味のレースを楽しむ。JBCFのカテゴリーはE1。数多くのバイクやパーツを試してきた経験を生かし、インプレッション記事を主に担当している。

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