ノーマルバイクで個人TTへ不調と不運が重なる與那嶺恵理 エマクメーンビラ第2、第3ステージを遅れながらも完走

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 ウィグル・ハイファイブに所属する與那嶺恵理が5月19日、スペイン・バスク地方で開催されているエマクメーンビラ(UCIウィメンズワールドツアー)第2ステージの個人タイムトライアル(TT)、20日の第3ステージに出場。コンディションが万全ではないなか完走を果たし、最終日へと繋げた。

チームからTTバイクを用意されず、ロードバイクでTTに挑む與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ) ©Vélofocus

 第2ステージは、平坦基調の26.6kmを走る個人TT。チームからTT用バイクを用意されず、ノーマルのロードバイクでの出走となった與那嶺はトップから4分58秒遅れの84位でフィニッシュした。

●與那嶺のコメント

 もう笑うしかない状況です。ノーマルバイクでほぼ平坦の個人タイムトライアル(ITT)を終えました。レース距離は26km。アベレージスピードは41km/h! 褒めてください。とにかくバスクの風を強く感じることができました。

 アナミエック特急(TT世界女王のアンネミーク・ファンフルーテン)からタイムアウトに成ってしまうのか、私。レース中はどれだけ抜かれるんだろう、私。スタートすると腹が立って、おかしくなり、一人で笑ってしまいました。

 無事これ名馬。

 誰にも抜かれることなく、ひっそりとバスクの風を感じゴールしました。レース後、チームメイトに誰にも抜かれなかったよとドヤり顔をしたら、みな爆笑しながら「Eri!!! Oh!!! Good Job!!!」。そうです、チームメイトは笑い合える最高の仲間です。

 チームの仕事を楽しみながら、コンディションを上げていきます。

「今年一番のBad Day」

 続く第3ステージ、與那嶺は体のコンディションが上がらない状態で挑んだ。積極的な動きを試みるも、アップダウンの多いコースで実力を発揮することができず後退。トップから5分18秒遅れてのフィニッシュとなり、最終日へつなげた。

5分18秒と大きく遅れてのゴールとなった第3ステージ ©Vélofocus
「今年一番のバッドデイだった」とした與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)だが完走を果たし、最終日に繋げた ©Vélofocus

●與那嶺のコメント

ここ一年で一番のBad Dayでした。

 ステージ3日目。久しぶりに身体が全く動かない日。コースは上りと下りしかない、遅れると戻れないコース。

 昨日の個人タイムトライアルを終え、色々があり、とても寝付きが悪く、普段の精神状態を保つのが難しい状況。体調は当然良くないです。「無事これ名馬」これだけで充分な日もあります。

 チームの作戦は後手に回らず逃げには誰かが乗ること。激しいサンダーストームの後、レースはスタート。逃げを作り自分も逃げて前待ち展開を作ろうと。私も積極的に動きました。

 しかし40km過ぎから急激に身体が重くなり。(チームのエース格の)エリサとリサを多少フォローして、しかし上りがどうにも上れず。60km過ぎの山岳ポイントでメイン集団からドロップ。何もできずにただ走るだけの日。

 チームはスウェーデンのエミリアが最後までメインプロトンで展開し2位を獲得! 私はとにかく無事これ名馬。転ばないように。明日のために安全にゴールをすることができました。

 ゴール後、皆でハグしておめでとう! チームメイトは笑い合える最高の仲間です。

 レース後は武井コーチから色々とご指導が。体調が悪い日は絶対に最後まで動かないこと。ステージレースは狙う日以外、とにかく無事に翌日に繋げること。それがプロとしての仕事と再度キツく言われました。

 次が最終ステージ。エリサとリサのフォローを楽しみます!

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UCI女子ワールドツアー 女子ロードレース 與那嶺恵理

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