カインズ流 ロードバイク生活を極めたい<2>寒くても快適なサイクリングを! “お手頃価格”で揃える真冬のアイテム

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グローブ、イヤーウォーマー、ネックウォーマー、それにワンショルダーバッグを装着して冬のロードへ出発!グローブ、イヤーウォーマー、ネックウォーマー、それにワンショルダーバッグを装着して冬のロードへ出発!

 いよいよ一年で一番寒い時期を迎え、大好きな自転車に乗るのもおっくうになりがちだ。ビギナーの方の中には、真冬を乗り切るための装備を、まだ買い揃えていない方も多いのでは?

 そこで今回は、連載に登場していただいている「カインズサイクルパーク」の下元宣弘・統括店長に、防寒グッズをカインズ流の“お手頃価格”で揃える術を聞いた。ジャケットなどのアウターウェアは高額なうえ、好みが分かれることが多いので、今回は対象とせず、真冬に役立つアクセサリーやバッグを選んでもらった。

 6年ほど前からスポーツサイクルにハマっているという下元店長。ロードバイクだけでなく、ピストバイクにも親しんでいただけあって、自転車を「自由なスタイルで楽しみたい」という気持ちが強いという。ウェアやバッグなどのアクセサリーも、「まずは身近なもの、手に入りやすいものを活用し、自分なりにアレンジしていってほしい」とアドバイスしてくれた。

防寒は「安全が第一」

 サイクリングでの防寒を考える時、ついつい防風性や保温性に気をとられがちだが、下元店長は「安全が第一です」と断言する。例えば、中綿が厚すぎて動きにくいウェア、ブレーキを握りにくいグローブ(手袋)、周囲の音が聞き取りにくいイヤーウオーマー(耳あて)などは、危険を招いて事故につながる恐れさえある。自転車の運転に適しているかどうかを見極めることが大前提だ。

 防寒のためのウェアやグッズは、さまざまなメーカーやブランドから自転車専用品が販売されている。デザインや機能は優れているが、ただ手に入りにくかったり、価格がちょっとお高めのことも。下元店長は、ホームセンターなどで販売されている汎用品でサイクリンググッズを揃えてみせてくれた。

グローブは防風性、保温性に加え、ハンドルやブレーキを握った時の“滑りにくさ”が極めて重要グローブは防風性、保温性に加え、ハンドルやブレーキを握った時の“滑りにくさ”が極めて重要
手のひら側に滑り止め加工が施されたグローブを選びたい手のひら側に滑り止め加工が施されたグローブを選びたい

 グローブは、防風性を考慮し、目の細かい生地が望ましい。また、ハンドルやブレーキレバーを握りやすいよう、滑り止め加工は必須だ。下元店長が選んだグローブは、手のひら側の全面に滑り止めがあり、プライスタグはかなりお手頃(写真を拡大してご覧ください)。都市部や近郊を日中に走るなら、これで乗り切れそうだ。ただし、夜間や早朝、あるいは山地を走る場合など、気温がもっと下がるようなシーンでは、より防風性・保温性が高い厚手のグローブが必要になってくる。
 

風を受ける顔と首を寒さから守る

首の冷えは全身の冷えに直結する。ネックウオーマーがあれば安心首の冷えは全身の冷えに直結する。ネックウオーマーがあれば安心
寒い日には、鼻や耳のあたりまで覆うようにすることもできる寒い日には、鼻や耳のあたりまで覆うようにすることもできる

 首筋から体温を奪われることを防ぐネックウォーマーも、極めて効果的なアイテムだ。スポーツ量販店、ホームセンターなどで数多く販売されている。どの商品も機能性に大差はないが、形状やフィット感は好みが分かれるところ。写真のように安価に入手できるものもあるので、複数の品を試してみるといいだろう。マフラーは、転倒時などに引っかかると首が絞まる恐れがあるのでNG。スポーツサイクルでは「マフラー使用不可」と肝に銘じてほしい。

体の末端は特に冷えやすい。気温が5度前後にまで下がるならイヤーウォーマー(耳あて)を装着したい体の末端は特に冷えやすい。気温が5度前後にまで下がるならイヤーウォーマー(耳あて)を装着したい
後頭部から装着するタイプなら、ヘルメットをかぶったままで着脱が容易だ後頭部から装着するタイプなら、ヘルメットをかぶったままで着脱が容易だ

 イヤーウォーマーは、ヘルメットの下にヘアバンドや帽子のようにかぶる薄手のタイプも多い。それらは自然なフィッティングを得られる反面、着脱の際にいちいちヘルメットも外さなければならないのが難点だ。そこで下元さんがチョイスしたのは、後頭部から装着できるタイプ。走り始めて暑くなってくると、信号待ちなどのわずかな時間で簡単に外すことができる。価格も、驚くほど安かった。
 

“着たきり”のアンダーウェアは保温性と透湿性が必要

 続いて下元店長が紹介してくれたのは、アンダーウェアとロングタイプのスパッツだ。体幹を温めるインナーウェアは着脱が困難なうえ、汗を発散させにくい。このため、“着たきり”の状態でも安定した保温性と吸汗・透湿性を確保する必要がある。かつてはスポーツウェアも普段着と同様に自然素材のウールやコットンが主流だったが、最近は化学繊維の高機能素材の方が運動時の保温性・透湿性に優れている。今回そろえてくれた商品は、高機能素材であるものの、長袖シャツは780円、タイツは498円、ソックスは2足で498円と、価格はそれほど高くなかった。

保温性の高いアンダーウェアは、冬のサイクリングの必需品保温性の高いアンダーウェアは、冬のサイクリングの必需品
下半身の保温はロングタイプのスパッツで。自転車の専用品でなくても、コーディネート次第で活用できる下半身の保温はロングタイプのスパッツで。自転車の専用品でなくても、コーディネート次第で活用できる
足先の冷えも冬のサイクリングの大敵。保温性の高いソックスを選びたい足先の冷えも冬のサイクリングの大敵。保温性の高いソックスを選びたい

 

小物が増えると入れ物も必要

カインズサイクルパークで販売されている自転車用の各種バッグカインズサイクルパークで販売されている自転車用の各種バッグ

 防寒グッズやアクセサリーをバッチリ身に着けても、日中に暖かくなったり、運動によって体温が上昇したりして、途中でアウターウェアや防寒グッズを脱ぐことは多い。それらをサッと収納できる、小さめで使い勝手のよいバッグがあると便利だ。下元店長のオススメは、ファッショナブルなワンショルダーバッグ。

「ワンショルダーバッグ」は1本ベルトで斜めに装着。安全のために、きっちり締めておく「ワンショルダーバッグ」は1本ベルトで斜めに装着。安全のために、きっちり締めておく
オーソドックスな「ウェストバッグ」も冬の収納に便利オーソドックスな「ウェストバッグ」も冬の収納に便利

 ベルト1本で装着するワンショルダーバッグは、体から外した時にもバックパックのようにかさ張らず、ウェアや小物を入れておくのに最適。カインズサイクルパークのオリジナル商品は、多数のカラーを展開しており、ちょっとしたコーディネートも楽しめる。自転車用の機能を満たしつつ、価格は1480円。使用する際には、ラフに背負うのではなく、ベルトをきっちり締めて体に固定する必要がある。

 また、オーソドックスな形状のウェストバッグも、サイクリングの動作では邪魔にならず、適度な収容力があるので便利だ。こちらも1480円で購入できる。
 

冬には出番が増えるライト

明るいLEDライトも、価格がこなれて買いやすくなってきた明るいLEDライトも、価格がこなれて買いやすくなってきた

 防寒には関係ないが、冬は日没が早いため、ライトを点灯する機会が増えることに留意したい。すでに冬至は過ぎたので、これから昼が長くなっていくとはいえ、1月、2月はあっという間に日が暮れる。ライトを装備していない人は、1つ買っておくべきだ。

 LEDライトは高性能・低価格化が急速に進み、最近は安価でもそこそこ高性能な商品を手に入れられる。カインズサイクルパークのオリジナル商品では、大光量のライトにも、スポットライト的に照らせる1灯タイプと、光を拡散させられる多灯タイプから選ぶことができる。プライスタグはいずれも2000円未満とリーズナブルだ。

◇           ◇

 
最後に、カインズサイクルパークからサイクリング初心者へ、真冬のサイクリングの注意点を挙げてもらった。まず、寒い地域では路面凍結に注意すること。また、手が冷えるとブレーキレバーをうまく握れなくなるので、かなり危険だ。必要に応じて厚手のグローブを用意したり、走行中に休憩して暖をとったりする対策をとりたい。

 「意外かも知れませんが、冬にもノドは渇くことは多い」と下元店長。空気が乾燥しやすいほか、気付かないうちに汗をかいていることがあるからだという。ドリンクを持参したり、途中のコンビにや自動販売機で調達するよう心がけたい。

(取材協力 カインズサイクルパーク、カインズホーム)

「カインズサイクルパーク」ホームページ


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