サイクリスト

御神火ライド2018

トラヴィス・ブラウン社長にインタビューTOJに協賛するワインブランド「ウルフ・ブラス」 自転車レースとワイン作りの共通点とは

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
  • 一覧

 5月20日に開幕した日本最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」(TOJ)に、トレジャリーワインエステーツが手掛けるワインブランド「ウルフ・ブラス」が協賛し、大会を盛り上げている。「ウルフ・ブラスとスポーツは共通のフィロソフィーがある」と強調した同社のトラヴィス・ブラウン社長にインタビューし、サイクルロードレースとの共通点や文化の親和性について話を聞いた。

ウルフ・ブラスを展開するトレジャリーワインエステーツのトラヴィス・ブラウン社長(右)と、ツアー・オブ・ジャパン大会ディレクターの栗村修氏 Photo: Shusaku MATSUO

東京でもテイスティングブースを展開

 トレジャリーワインエステーツはオーストラリアのワイン会社で、世界でも有数の出荷量を誇っている。いくつものブランドを保有しているが、なかでもTOJに協賛している「ウルフ・ブラス」が占める出荷量の割合は最も大きい。プレミアムな品質ながら、毎日でも飲めるほどの価格帯からラインナップし、今大会ではミドルグレードにあたる「イエローラベル」を全面的に打ち出している。50年の歴史を持ち、世界中で愛されているブランドとして知られている。

ウルフ・ブラスが持つ哲学とサイクルロードレースの親和性について語ったトラヴィス・ブラウン社長 Photo: Shusaku MATSUO

 ウルフ・ブラスは2016年、日本野球機構(NPB)の公式ワインサプライヤーを務めたこともあり、スポーツシーンとの協調を図ってきた。トラヴィス社長は「スポーツでは常にベストを尽くし、厳しいトレーニングや試合に臨まないとライバルに勝つことはできません。ワイナリーも同じです。高いクオリティのワインを造り続けるためには努力を止めることはできません」とスポーツとブランドの親和性について語った。

東京ステージではスパークリングワインでシャンパンファイトが行われる Photo: Ikki YONEYAMA
「ワインと自転車は良いコラボレーション」と参入を歓迎する栗村修大会ディレクター Photo: Shusaku MATSUO

 栗村修大会ディレクターはウルフ・ブラスの協賛について、「ワインブランドが日本のサイクルロードレースシーンにスポンサーとして入るのは初めてのケース。欧州のスポーツシーン、例えばサッカーのスタジアムでは飲酒が禁止の場所が多いですが、サイクルロードレースではワインやビール楽しみながら観戦する文化もあります。ワインと自転車は良いコラボレーションといえますね」と参入を歓迎した。

「豊かなライフスタイルを地域に提案」

テイスティングができるブースを展開 Photo: Ikki YONEYAMA

 ブラウン社長は自転車レースとワインの共通点について「“アジアで最も過酷なレースを目指す”というチャレンジ精神は、ウルフ・ブラスの哲学に共通しています。また、ステージごとの地域に根付いたレース作りにも共感しています。我々もワインが携わる豊かなライフスタイルを地域に提案していければと考えています。サイクルロードレースはまだ大きな規模ではありませんが、ワインと共にお互い将来性がある分野です」と分析する。

 今後については「TOJと共にサイクリングカルチャーを作っていくため、今年だけでなく、来年以降も大会に携わっていきたいですね」と展望を語り、日本国内での他のUCIレースでもサポートの可能性を示した。

 ウルフ・ブラスは20日に開催された堺ステージでブースを展開し、テイスティングなどのプロモーションを実施。最終日となる28日の東京ステージでは、みなとが丘ふ頭公園(東京・品川区)で開催される表彰式で、同ブランドのスパークリングワインを使ったシャンパンファイトが行われる予定だ。

関連記事

この記事のタグ

ツアー・オブ・ジャパン2018

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

ショップナビ

スペシャル

自転車協会バナー
御神火ライド

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載