注目選手6人が出席新城幸也「2年前より確実に良いコンディション」 ツアー・オブ・ジャパン開幕前日会見

by 小森信道 / Nobumichi KOMORI
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 日本最大のステージレース「NTN presents 第21回ツアー・オブ・ジャパン」(TOJ)の前日記者会見が5月19日、大阪府堺市の「さかい利晶の杜」で開催された。会見にはUCIワールドチームのバーレーン・メリダから新城幸也とグレガ・ボレ(スロベニア)が出席したほか、昨年の同大会で区間3勝をマークしたマルコ・カノラ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)、全日本チャンピオンの畑中勇介(チームUKYO)らが臨み、意気込みを語った。

前日記者会見に出席した左から雨澤、畑中、新城、ボレ、カノラ、初山。各選手が翌日から始まるレースへの意気込みを語った Nobumichi KOMORI

チームUKYO・畑中勇介「チーム3連覇狙う」

 国内では唯一の国際自転車競技連合(UCI)の1クラスに分類され、今年で21回目の開催を迎えたTOJ。5月20日の堺ステージを皮切りに、27日の東京ステージまで8日間8ステージで争われる。

会場となった利晶の森には多くの観覧者が訪れ、選手たちのひと言ひと言に耳を傾けた Nobumichi KOMORI
明日から、4つの各賞ジャージを巡る熱戦が繰り広げられる Nobumichi KOMORI
「チームとして3連覇を狙いたい」と語った畑中勇介(チームUKYO) Nobumichi KOMORI

 ここ数年は新設ステージが追加されてスケールアップが図られてきたが、今年もクイーンステージとなる第6ステージ富士山をはじめいくつかのステージでコースが変更されるなどブラッシュアップを果たした。昨年、一昨年と個人総合2連覇をしていたオスカル・プジョル(スペイン、チームUKYO)がコンディション不良で残念ながら不出場となったことで、今回の記者発表に出席した注目選手らを中心にどんな熱戦を繰り広げてくれるかに注目が集まる。

「増田選手と個人総合上位を狙って全力でトライする」と語る雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン) Nobumichi KOMORI

 プジョルが欠場となったチームUKYOだが、畑中勇介は「スペインのステージレースで上位に入った選手や、ツール・ド・台湾やツール・ド・とちぎでステージ優勝を飾った選手がメンバーにいるので、戦力的には昨年と変わらずに優勝できると思っている。自分自身も2014年以来の出場となるが、全日本チャンピオンとしていい結果を残したい」とチームとしての3連覇に自信をのぞかせた。

 雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)は「チームは国内ツアーのJプロツアーで勝利を重ねていい状態できているので、TOJでも自分と増田選手で個人総合上位を狙いたい。富士山ステージはコースが変わって確実にきつくなるだろうと感じているし、もちろん、世界との差がまだまだあることは分かっているが、全力でトライしていきたい」と語った。

カノラも「昨年より良いコンディション」

「日本で走れる数少ない機会なのでいい走りをしたい」と抱負を語る初山翔(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) Nobumichi KOMORI

 昨年の同レースで区間3勝を挙げカノラは「昨年にこのレースを走った時よりも、コンディションは間違いなく良いので、今年も多くの勝利を挙げたいと思っている。同時に、今年は個人総合も狙いたい。富士山ステージと伊豆ステージでベストを尽くせれば個人総合優勝も見えてくると思う」と抱負を語った。昨年、20年ぶりに日本人で山岳賞を獲得したチームメートの初山翔(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)は「チームを移籍したことでTOJの見え方も変わったが、日本最大のステージレースでもあるし、日本で走れる機会も少ないのでいいレースをしたい」と引き締まった表情を見せた。

「チームとして獲れるものはすべて獲り、自分はまずステージ優勝を狙いたい」と語った新城幸也(バーレーン・メリダ) Nobumichi KOMORI

 今年も出場チームの中で唯一のワールドチームとなるバーレーン・メリダのボレは「日本は好きな国のひとつなので、こうしてまた戻ってこられてうれしい。今の状態は非常にいいので、良い結果を残したい」と言葉少なながらもコンディションの良さをうかがわせるコメント。最後に質問に答えることになった新城は「(伊豆ステージで優勝した)2年前よりも確実に良いコンディションでTOJに戻ってこられた。個人総合ももちろんだが、まずはステージ優勝を狙っていきたい。唯一のワールドチームとして、獲れるものはすべて獲っていきたいし、プライドを持って頑張りたい」と貫禄の発言を残した。

「今年は個人総合優勝も狙える」と自信を見せるマルコ・カノラ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) Nobumichi KOMORI
コンディションの良さをうかがわせる柔和な笑顔で質問に答えるグレガ・ボレ(スロベニア、バーレーンメリダ) Nobumichi KOMORI

 会見後は、千利休ゆかりの地となる会場にちなみ、選手たちが茶の湯を体験。手ほどきを受けながら、和菓子とともに日本の味と文化に触れた。

抹茶を淹れる所作をグレガ・ボレ(スロベニア、バーレーン・メリダ)とマルコ・カノラ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ)の外国人選手2人が興味津々に撮影 Nobumichi KOMORI
抹茶をいただいた新城幸也(バーレーン・メリダ)はこの笑顔 Nobumichi KOMORI
一方のグレガ・ボレ(スロベニア、バーレーン・メリダ)は、少し困った表情!?Nobumichi KOMORI

 第1ステージは大仙公園を1周する2.6kmの個人タイムトライアルによって争われる。

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