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御神火ライド2018

昨年参加・日下紗代子さんがレポートグルメ、船の輪行も楽しい「伊豆大島 御神火ライド2018」 女性参加者がおススメポイント紹介

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 東京から一番近い“サイクリングアイランド”、伊豆大島を一周するイベント「伊豆大島 御神火(ごじんか)ライド2018」(9月8日(土)開催)のエントリーが開始されました。第1回の2017年は、晴天に恵まれ、伊豆大島の絶景、コースはもちろん、地元グルメが堪能できるエイドステーションに、多くの参加者が満喫していました。昨年、ロードバイク経験3カ月で挑戦し、島のとりこになった、産経デジタル社員の日下紗代子さんが「おススメポイント」とともに、昨年の様子をレポートで振り返ります。

海、山、グルメ…。ロングライドをしながらすべてを満喫できる「伊豆大島 御神火ライド」 Photo: Kenta SAWANO

◇         ◇

 「日下ちゃん、やらない?」

 同僚の先輩のお誘いで始めたロードバイク。30歳を目前に、新しいチャレンジとして昨年の6月、その世界に飛び込みました。「伊豆大島御神火ライド2017」は、そんなロードバイク初心者の私が、人生で初めてロードバイクの大会に参加した思い出のイベントでした。

おススメポイント①船でテンションが上がる

午後11時前、竹芝桟橋で出発を待つ「さるびあ丸」。一気にテンションが上がった Photo: Sayoko KUSAKA

 実は、伊豆大島自体も初めての経験でした。以前から「いつか行きたい」と思っていましたが、まさかその夢が自転車のイベントを通じて叶うとは思ってもみませんでした。金曜日の夜、仕事終わりに一度帰宅。自転車を輪行して浜松町駅へ。竹芝桟橋からの初めての輪行でオロオロしながらも、夜の乗船場で「さるびあ丸」を目の前にテンションが一気に上がっていったのを記憶しています。自転車乗りの人たちがどんどんと集まってくる空気感、ああ、いよいよ伊豆大島に向かうんだなぁ、とようやく実感がわいた瞬間でした。

おススメポイント②島を堪能

 9月10日の朝5時。船から降りたったそこは、朝日が水平線に浮かび、山々がにゅーっと出現する大島の早朝。その光景はとても美しく、静かで、穏やかでした。

 その後自転車を組みたて、前夜祭会場に向かい、コースの様子を確かめるべく、練習がてらに10kmほどライドしました。晴天の中、大島の美味しい空気をいっぱいに吸い込みノンストップで駆け巡る最高のときでした。

朝5時過ぎ、さるびあ丸で大島元町港に到着。山の稜線が浮かび上がってくる Photo: Sayoko KUSAKA 
アジア選手権の自転車ロードレースのコースをなぞって走ることができる Photo: Sayoko KUSAKA 

 15時頃には前夜祭が始まり、のんびりとした空気の中で、トークイベントやプレゼント企画などを通じ、参加者みんなが一体となれたことで、ほどよく前日の緊張感がほぐれた気がします。

 今回は、イベント運営を行う産経デジタルのスタッフとともに降りたったため、本番前日に大島入りをしましたが、こうしてゆっくり島を堪能できたのはとてもよかったです。お時間に余裕がある方は前日入りを強くおススメします。

 イベント当日。晴天に恵まれ、気持ちのよい朝を迎えました。午前7時、ついにスタート。みんな笑顔で手を振り出発していく中、4番目のチームだった私もその勢いに乗ってペダルを漕ぎました。このとき、自転車のイベントでは、チームに分かれてライドするということを初めて体験したのですが、この“チーム制”の大事さをのちに知ることになりました。

ドキドキのスタート。走力順に並ぶので安心 Photo: Sayoko KUSAKA 

 最初は、気持ちよく、前の人の背中を追ってどんどん漕ぎ進みました。あっという間に最初のエイドステーションに到着し、地元の食材を使ったドーナッツやコロッケ、水分を補給。ホッと安らいだのもつかの間、先導の方が一言。

 「ここからが本番ですよ」

第1エイドステーション後のフォトスポット「筆島」では、まだ笑顔 Photo: Sayoko KUSAKA 

 その言葉の通り、本番はここからでした。しばらく漕いでいくうちに、これまでも何度か現れた坂でしたが、その緩やかな坂は、漕いでも漕いでも終わりません。島を1周するショートコースを選択していたので、全長46.8kmという距離への不安はほとんどありませんでしたが、うすうすと感じていた坂への恐怖がついに現実となりました。しかも、坂を上る経験ゼロでのチャレンジ。いま振り返ると本当によくやったなと思いますが、一瞬ではあったものの、まさに“地獄”を見ました。

 そんな私を助けてくれたのが、地元ボランティアの消防士ライダーさんでした。どんなに辛くても絶対に足をつけまいと決めていたいただけに、いっこうに前進せず、列から遅れをとってしまった私のすぐ横に来て、坂が終わるまで一緒に漕ぎながらずっと話続けてくれました。

豆腐ドーナツも大人気でした Photo: Sayoko KUSAKA 
第2エイドステーションで提供された「明日葉の天ぷら」  Photo: Sayoko KUSAKA 

 私以外にも、この坂にくじけそうな方はいらっしゃいましたが、声を掛け合い、励まし合い、気が付けば坂の上。チーム一体でここにいる喜びを感じました。
 
 山場だった“地獄”を乗り越え、ここからは軽快に、第2エイドステーションでは、ご当地名物「明日葉の天ぷら」や炊き込みごはんのおにぎりをおいしくいただき、ラストスパートを駆け抜けました。

おススメポイント④美しい海を眺めながらご褒美の「大島アイス」で至福の瞬間

 海が見えてきたらもうあと少し。このときはもうランナーズハイならぬ“ライダーズハイ”に。最後のエイドステーションでは、大島牛乳の社長が直々にバンを構えていてくださり、最高の大島アイスをいただきました。

第3エイドステーションでは、大島牛乳のバンが最高のロケーションで待ってくれていました Photo: Sayoko KUSAKA 
美しい海を眺めながらご褒美の「大島アイス」で至福の瞬間 Photo: Sayoko KUSAKA 
一緒に走って仲良くなった仲間と記念撮影 Photo: Kenta SAWANO 

 残り2km、最後は笑顔でゴールを駆け抜けました。今回、初めての自転車大会への参加も、決して一人では達成できませんでしたが、チームとなって参加者やボランティアのみなさんと一緒に走れたことで、最後まで楽しく笑顔で走りきることができました。チャレンジしてよかったです。

おススメポイント⑤ライダーズハイでむしろ笑顔満開のゴール!!

“ライダーズハイ”で最後は笑顔でゴール 

 伊豆大島の壮大で美しい自然には、ライダー同士の距離をも縮めてくれる不思議な力がありました。写真スポットもたくさんあり、島を一周できるので、島のいろいろな一面を五感いっぱいに感じることができます。1日でこれだけたくさんの大島に触れることができるのは、自転車イベントならではかもしれません。

 今年の御神火ライドもぜひチャレンジしてみたいと思います! 是非、興味を持ったサイクリストの方は、挑戦してみることをおススメします。

「伊豆大島御神火ライド2018」大会概要

開催場所:東京都 伊豆大島全域
開催日程:2018年9月8日(土) ※9月8日(土)に後夜祭
コース(定員):御神火チャレンジコース 73km(300人)、大島ぐるっと一周コース 46km(200人)

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