title banner

池田祐樹の「世界のトレイルから」 Vol. 6標高3000メートル超の尾根道シングルトラック 米コロラド州ジョーンズ峠

  • 一覧

 みなさんは、標高3000メートルを超えるトレイルを経験したことがあるだろうか? 南北をロッキー山脈が貫くアメリカ・コロラド州では、そんなスリリングな道をマウンテンバイク(MTB)で走行することも叶う。

池田祐樹の「世界のトレイルから」 記事一覧

絶景が広がる尾根道シングルトラック絶景が広がる尾根道シングルトラック
森林限界を超えた標高にあるシングルトラック森林限界を超えた標高にあるシングルトラック

 ジョーンズ峠は、コロラド州のロッキー山脈の山中に位置する。2010年の夏、私はトピーク・エルゴンチーム(USA)の仲間と共に頂上を目指した。

 4輪駆動の車であれば、尾根にあるトレイルヘッド(登山口)まで行けるのだが、マウンテンバイカーはそうはいかない。下の道から、絶えずペダルを回し頑張って登る。チームメートとおしゃべりをしながら進めば、1時間半ほどの道のりだ。

アメリカ・コロラド州ジョーンズ峠の道アメリカ・コロラド州ジョーンズ峠の道

 森林限界を超えると遮るものがなくなり、360度の絶景パノラマがご褒美として待っている。しかし、冒険はそこで終わらない。そこからシングルトラック(ヒトひとり程度の幅の道)へ突入して、尾根道を思い切りライドできるのだ。

 険しいセクションがあってもなんのその。日常からかけ離れた世界でのライドは、まるで夢のようだ。

 酸素が薄く、すぐに息が上がってしまうが急ぐ必要はない。休憩を取りながら、仲間と大自然のライドを心ゆくまで堪能する。この日は晴天で、最高のライド日和に恵まれた。

 ただし、夏でも雪が残る場所。天候の変化も激しいので、防寒具などの装備はしっかりと持っていくことをお勧めする。

 思い切りライドしたあとは、思い切り食べるのが乙というもの。デンバーへの帰路にある「bojo’s」で、コロラドスタイルのピザを仲間と平らげるのが、私のお気に入りだ。

仲間と走るアメリカ・コロラド州ジョーンズ峠仲間と走るアメリカ・コロラド州ジョーンズ峠
走った後はコロラドスタイルのピザを思い切り食べる走った後はコロラドスタイルのピザを思い切り食べる


文・写真 池田祐樹

池田祐樹池田祐樹(いけだ・ゆうき)
MTB競技で国内外の耐久や長距離レース(マラソン)に挑戦しているライダー、かつコーチ。2012年は、国内では希少なMTBマラソン「セルフディスカバリーアドベンチャー・大滝」を春・秋と制し、「キング・オブ・王滝」の称号を獲得。また、日本人初の米国自転車連盟認定コーチとして、小野寺健(TEAM SPECIALIZED)のパーソナルコーチとなっている。トピーク・エルゴンレーシングチーム所属。東京都在住。ブログ「Yuki’s Mountainbike Life

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

MTBレース 世界のトレイルから

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

  • タイム
    アルプデュエズ01 ディスク

    ディスクブレーキで伝統の走りを進化

  • リブ
    AVAIL ADVANCED

    走る好奇心を止めない リブの新型‟無敵”ロードバイク

  • インプレッション一覧へ

    連載