市内約1000台の防犯カメラと併用盗難自転車を電波で追跡、伊丹市が小型発信機使い実験

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 兵庫県伊丹市は、小型の電波発信器を使用して盗難自転車を追跡する社会実験を始める。市内に設置された約1000台の防犯カメラと併用することで、盗まれた自転車の位置情報を把握できる仕組みを5月中にも整え、盗難抑止を目指す。

自転車に取り付けられた電波発信器「ビーコン」(伊丹市提供)

 自転車に取り付ける発信器は「ビーコン」と呼ばれ、5秒に1度の間隔で電波を発信する。その電波を近くにある防犯カメラで受信することで、「いつ、どこを通過したのか」を把握できるという。
 
 市は平成28年から、市内にビーコンの受信器を埋め込んだ約1000台の防犯カメラを設置してきた。これまでは、小学生や認知症などを抱える高齢者の位置情報を把握するために使用されてきたが、今回は盗難自転車にも応用する。

 実験では、市職員の私用自転車50台にビーコンを設置。自転車が盗まれた場合、受信器で確認した電波をもとに盗難自転車の位置を捜し出す。
 昨年の市内の自転車盗難は548件で、街頭犯罪認知件数の半数を占める。市の担当者は「数年かけて実験し、どこまで犯罪抑止につながるのか検証したい。安全安心の街を実現する第一歩になれば」と話した。

産経新聞・阪神版より)

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