英国で2日間のUCIステージレース與那嶺恵理がツール・ド・ヨークシャーでチームメートの優勝をアシスト

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 ウィグル・ハイファイブ所属の與那嶺恵理が5月3日、イギリスで開催のUCI女子レース「ツール・ド・ヨークシャー・ウィメンズレース」の第1ステージに出場し、チームメートのクリスティン・ウィルド(オランダ)を優勝に導き、自身もトップと同タイムの91位でゴールした。

終盤、メイン集団の先頭でペースを上げる與那嶺恵理 Photo: Tour de Yorkshire Womens Race

 第1ステージは前半に小さな丘があるのみで、ラストまでほぼ完全フラットなプロフィールで争われた。この大会に急遽参戦が決まったという與那嶺は、スプリントエースのためにレース中盤からメイン集団の先頭に出てレースをコントロール。終盤に逃げを吸収して、ゴール近くまでの最終盤まで集団のハイペースを維持し、ステージ優勝の足がかりを作った。

 與那嶺のレースレポートは以下の通り。

スプリントのエース、クリスティン(ウィルド)が優勝しました!

 11のワールドツアーチームが出場しているUCI1クラス「ツール・ド・ヨークシャー」。毎回のことで想定内ですが、レーススケジュールが全く決まっておらず…。ルクセンブルクでのクラブチームでのUCI1を終え、中3日でのヨークシャーとなりました。

 日曜日にレースを終え、月曜日の朝にチームから連絡があり、「Eri、ヨークシャー行けるか?」と。もう全てが想定内です(笑)。

 このレース、昨年はFDJで走り、エーススプリンターが大きく遅れ、それを戻すという仕事をしました(結果として戻せず、難しい感情を持ちました)。

 今年は、スプリントには絶対の自信があるチームでのレース。上手く集団をまとめながらレースを進め、クリスティンを安全に導くのが仕事。

 前日、飛行機が予定より20分も前に出発してしまい、ラウンジで乗り過ごすという「やらかし」をし、ドタバタしながら就寝は11時。ヨークシャーの朝はとても早い…。5時半起床、6時半前に出発という、何ともいえない、眠いステージとなりました。ホテルからスタートまでの移動も1時間半…。スタートは朝の8時半…。

 コースはローリングセクションが多く、生け垣も高いので、なかなか前が見にくいタフなコースです。

 スタート後、強烈な眠気があり、カフェイン入りのジェルを3本、時間差で摂取し、目をこすりながらスタートしました。カフェインって効きますかね?

メイン集団でレースを進める與那嶺恵理(写真中央) ©Vélofocus

 レース序盤は出入りも多少あり、クラブチームのアタックは基本放置で進みます。序盤のKOMポイントを丁寧に位置取りしながら、落車なく安全に。明日のエース、エリサ(ロンゴボルギーニ)の元気が無いのは気になります…。

 中盤以降は自分が先頭に出て、タイム差をコントロールしながら、クリスティンのスプリントゴールへ向け、上手くレースをコントロールします。FDJ時代のチームメート、ロキシー姉さんとも一緒に仕事を楽しみました。

 レース中は、いつもタイムトライアル世界チャンピオンのリサ(ブレナウアー)からアドバイス。もっともっと、上手くなろう。

 終盤、逃げをキャッチアップ後、少しプロトンが不安定な状況もありましたが、ある程度の速いテンポで引き続けて上手くゴールまで集団をまとめることに成功しました。

 あとはクリスティンを見送るのみ。きっとやってくれるはず。ラスト1kmからの位置取りはもう熾烈で、危なくて私はプロトンの最後尾へ。

 そして見事、クリスティンがスプリントで圧勝!

 チームも3000ユーロの賞金をまずは獲得!(納税して一人5万円弱)

 レース後、皆でハグをして、いい気分で次のステージです。

 明日は上りゴールの厳しいステージ。丁寧にエリサをフォローしながら、レースを進めます。

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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