20km延長、上り前に外周路を周回ツアー・オブ・ジャパンの富士山ステージ、富士スピードウェイがスタート地点に

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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新しい富士山ステージのコース © TOUR OF JAPAN

 5月に開催される国内最大規模のUCI(国際自転車競技連合)公認のステージレース「NTN presents 2018 ツアー・オブ・ジャパン」の大会事務局が4月25日、5月25日に静岡県小山町で行われる大会6日目、富士山ステージのコース概要を発表した。過酷な上りの「ふじあざみライン」の5合目山頂ゴールは変わりないが、スタート地点が富士スピードウェイとなり、起伏に富んだ周回コースを2周回してから、ふじあざみラインの上りへと向かう。距離は従来から20km余り延長され、32.9kmのステージとなる。

 新しい富士山ステージの出発点となる富士スピードウェイは、2020年東京五輪で自転車ロードレース競技のフィニッシュ地点となる場所。かつて第3回大会(1998年)まで富士ステージとしてツアー・オブ・ジャパンのコースに使用されていた歴史もある。

 今回使用されるのはサーキットコースではなく、それを囲む外周路。西ゲートをスタートし、外周周回コースの途中までパレードランを行った後にリアルスタートが切られる。1周目にパレードを除いた6.3km、2周目は7.4kmを走った後に富士山へと向かい、山頂ゴールまで19.2kmの上りをひたすら走る。

富士山ステージは昨年までオスカル・プジョル(チームUKYO)が2連覇中。プジョルは同時に個人総合でも2連覇を飾っている Photo: Ikki YONEYAMA

 第9回大会(2005年)から登場した富士山ステージは、ふじあざみラインの11.4kmで高低差1100m余りを一気に駆け上がる、平均斜度10.5%・最大斜度22%という超級山岳コース。長くふじあざみラインのみを使用した短距離ステージで行われ、険しい上りに強い選手が非常に有利なコースのため、区間のみならず1週間を通しての総合成績争いにおいても、富士山ステージに強い選手が圧倒的有利になる傾向が長年続いてきた。

 今年の大会でのコース延長は、ふじあざみラインの本格的な上りに至るまでに先行争いなどのレース展開を作ることで、区間・総合の両争いにおいて複雑さを加えて、より多くの選手に活躍のチャンスを与えることが期待される。

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