アルデンヌクラシック最終戦リエージュ~バストーニュ~リエージュ女子で與那嶺恵理が35位 ワールドツアーポイントを獲得

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 ベルギー南部のワロン地方を舞台としたクラシックレース「リエージュ~バストーニュ~リエージュ」(女子)が4月22日に開催され、ウィグル・ハイファイブの與那嶺恵理はチーム最上位の35位でフィニッシュ。ワールドツアーポイントを獲得した。

35位でフィニッシュし、ワールドツアーポイントを獲得した與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ) ©Vélofocus
ベルギー南部のワロン地方を舞台で、アップダウンが連続するコース Photo: Kyosuke TAKEI

 今年の春のクラシックレースを、ツール・デ・フランドル、アムステル・ゴールド・レース、フレーシュ・ワロンヌに出場してきた與那嶺は、アルデンヌクラシック最終戦に挑んだ。レースはエースのエリサ・ロンゴボルギーニ(イタリア)がリタイアしたことから、與那嶺が自らのリザルトを求める展開となる。終盤まではトップ集団に留まるも、コート・ド・ラ・ロッシュ・オ・フォーコン手前で遅れ、セカンドグループでのフィニッシュになった。35位はチーム内最上位で、40位まで与えられるワールドツアーポイントを獲得した。

 本人のレポートは下記の通り。

アルデンヌクラシックが終わりました。フレーシュ・ワロンヌから中3日。アップダウンがとても厳しいワロン地方で開催されたワールドツアー「リエージュ~バストーニュ~リエージュ」に出場しました。

 コースはバストーニュをスタートしリエージュに戻る140km。上りと下りしか無い、とても厳しいコースです。“ユイの壁”が登場するフレーシュ・ワロンヌが水曜日、そして女性の日が翌日の木曜日。身体のむくみと、ダルさと重さを感じながらのレースとなりました。体重が心配で、弱気になることもありましたが、武井コーチが見たコンディションデータはおおむね順調でした。

 チームの作戦は最終局面までエリサ(ロンゴボルギーニ)の隣りにいること。スタート後からプロトンは活発に動き続け、高速で展開します。身体の重さを感じ、ちょっとヤバいなあと感じながらレースを進めました。逃げはできるのですが、プロトン(集団)は容認せず、1分未満のタイムギャップで、目視ができる範囲でレースは進みました。エースのエリサは色々あり、50km付近でリタイアをしたようでかなり心配しました。そこから自分のための走りに切り替え、力をセーブしながらレースを進めます。

集団内でレースを展開する與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ) ©Vélofocus

 100kmを過ぎ、ここから厳しい上りが連続する終盤へ。勾配が20%を超える上り「コート・ド・ラ・ルドゥット」ではメインプロトンの前方でレースを進めることができましたが、ボトルを受け取ったあと、頂上付近で一度中切れ。しかし、そこから下りを利用して先頭へ復帰しました。路面状況も悪く、落車も多く、プロトン内の位置取りもかなり気を使います。

 そして116km過ぎ、「コート・ド・ラ・ロッシュ・オ・フォーコン」直前の下り。ボーエル・ドルマンズ サイクリングチームが前方を固めフルガス(全開)で下りに入ります。気配を察知して前方20人前後で下りに入ることができたのですが、私の真横で嫌な予感通り、落車があり、一瞬減速してしまいました。

 その直後、コート・ド・ラ・ロッシュ・オ・フォーコンに繋ぐ細い平坦の道でもボーエルがフルガスで展開を始め、私はギリギリそれにつけず、しばらく宙ぶらりんで前を追うのですが、追いつけず、後続集団に吸収。かなり脚を使ってしまったようです。

 コート・ド・ラ・ロッシュ・オ・フォーコンを追走集団で耐え、セント・ニコラスを上る頃には脚がもうパンパン。追走集団も基本的には力尽きた選手たちが多く、ペースも上がりきりません。ゴールに向かう、アヌスへの長い上り。もう一歩前に乗れず、セカンドプロトンでレースを終え悔しい35位となりました。

 あと一歩、もう一歩です。今、私がレースで展開をしているセカンドプロトンの先頭がワールドツアーの着順ですと大体10位から19位ぐらい。今シーズン中には、仕事をしたあとでもコンスタントにここに食い込める武器を早く身に付けないと。

 チームの状況について色々と感じることはありますが、まずはこの厳しいアルデンヌ週間。落車なく、けがなく、無事これ名馬で終えられたことに感謝をします。

 次のレースは中4日 金曜日から日曜日までのステージレース、UCI1カテゴリーの「Elsy Jacobs」となります。地元のクラブチームからの参加です。自由に動けるのでUCIポイント獲得を狙っていきます!

クラシックシーズンを終えたディスタンスランキング(今シーズンのレース走行距離)は5位

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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UCI女子ワールドツアー 女子ロードレース 與那嶺恵理

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