【Teamユキヤ通信】ツアー・オブ・クロアチア 第2ステージ新城幸也、集団牽引もエースが不運 強風で落車が多発「無事にフィニッシュできて良かった」

by 飯島美和 / Miwa IIJIMA
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 バーレーン・メリダの新城幸也は4月18日、クロアチアで開催中のヨーロッパツアーHCクラスのステージレース「ツアー・オブ・クロアチア」の第2ステージに出場し、リーダージャージを着るエースをアシストするため集団をコントロールして、先頭から29秒遅れの区間87位でゴールした。前日優勝し首位に立っていたニッコロ・ボニファツィオが落車で大きく遅れ、チームはリーダージャージを失うことになった。

集団の先頭で逃げる選手を追いかける新城幸也 Photo: Miwa IIJIMA

 第2ステージは内陸から山を越えてアドリア海に抜ける、約7kmのパレード区間を含めると240kmを超える長丁場のステージ。途中には3級山岳と、2級山岳が設定された。強風のため途中の2級山岳で、選手が全員一斉に安全に下るという措置が取られたものの、落車が多発する危険なステージとなった。

 新城は以下のようにレースを振り返った。

 「今日も長いステージだった。リーダージャージ(ニッコロ・ボニファツィオ)を擁するリーダーチームなので、集団コントロールする一日となった。予定では自分は最後のフィニッシュまで8kmの周回での仕事だったが、どこのチームからも協力を得ることができなかったので、自分も序盤から集団を引くことになった。100km過ぎの補給ポイントの後にチームでペースアップするようにと指示があり、横風区間を利用してペースアップすると、集団は3つに分かれ、20kmほど追いかけっこ状態になったが、30秒以上にタイム差が広がらず、また一つの集団に戻ってしまった」

カメラに気付いた リーダージャージのボニファツィオと新城幸也 Photo: Miwa IIJIMA

 「今日は午後にかけて風が強くなる事は天気予報通りだったが、高速道路も区間で通行止めになるほどの強風で、2級山岳を上り切ったところでニュートラルになるという無線が入り、山岳で1人選手が飛び出していたが、容認。レースはストップし、山頂からの下りは全選手一緒に安全に下るという措置が取られた。平坦区間に出るまでニュートラル区間とされたが、下り切っても横風で真っ直ぐ走れない。油断すると落車してしまう程の風で、カメラマンバイクも選手も転倒が続出した」

 「このままレース中止かと思うほどだったが、残り35km地点でレースは再スタート。距離は短くなれど、頂上まで逃げていた選手はタイム差2分で時間差スタート。それはないんじゃない?と思ったが、チームからはすぐに1分以内に追いつくように、との指示があったので、追い風に乗って、全開で追いかけた。思っていたよりもアップダウンしていて、早く差が縮まってしまい、周回に入る前には2人が新たに飛び出して、またそれを追いかけて、周回前に集団ひとつにして役目を終え、後は他の選手に託した」

 「チームメートのモホリッチは残り5kmでアタックしたが、残り600m位で捕まってしまい、リーダージャージのボニー(ニッコロ・ボニファツィオ)は落車してしまい、幸いけがは大したことがなかったので良かったが、一日中、集団を引いて仕事をしたが、結果にはつながらなかった。最後の5kmで3カ所も落車が発生していたし、波乱のレースを無事にフィニッシュできて良かった」

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