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「狭山茶 西沢園」4代目、西沢陽介さん埼玉・入間を駆ける「狭山ちゃりんこ」 自慢のお茶を自転車で行商

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 狭山茶の主産地、埼玉県入間市で、茶製造販売「狭山茶 西沢園」4代目、西沢陽介さん(28)が自転車に自家製狭山茶葉とオリジナル狭山茶アイスを乗せ、移動販売を始めた。名付けて「狭山ちゃりんこ」。西沢さんは「買い物弱者にお気に入りのお茶を届け、いつでもお茶が飲める街にしたい」と意気込んでいる。

「いつでもお茶が飲める街に」

特注の改造自転車で狭山茶を移動販売する西沢陽介さん(右)=入間市内(石井豊撮影)

 きっかけはタクシーで店にお茶を買いに来る高齢女性。「市内は坂が多く、やっと店に来ることができたと話すお客さんを見て、自分からお客さんのところに行きたいと思った」と西沢さん。気軽に声をかけ、対話ができるように自転車による移動販売に決めた。

 自転車は店舗カラーの青に染めた特注品。荷台ボックスに5種の自家製せん茶(100g 600~2000円)、紅茶、手火入れ茶と狭山茶アイスを収納した冷凍庫を積み、カラン、コロンとハンドベルを鳴らして走る。製作費68万円の一部は国の補助金を充てた。

 店舗のある同市扇町屋を中心に2月から活動を始めたが、本業の茶葉生産と店舗経営もあり、運行は月に4、5回と不定期。これまで10回程度行い、狭山茶アイスの売り上げが好調。お客さんにお茶の選び方やいれ方を説明し、本物のお茶を試飲してもらっている。

 日本茶インストラクターの資格を持つ西沢さんは「これからお茶の繁忙期に入るが、仕事のあいた時間に1時間でもやりたい。狭山茶が浸透するきっかけになれば」と話している。

産経新聞・埼玉版より)

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