バイクインプレッション2012「COLNAGO C59」 日本が誇るトップライダー、新城幸也の特別仕様車

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 歴史と伝統のあるイタリアのコルナゴは、機能と美しさが共存するレーシングブランドとして名高い。近年は新城幸也が所属するヨーロッパカーへ機材供給をし、新城の活躍を支えている面からも馴染み深い。そこで、今回は新城専用のC59「絆モデル」を特別インプレッション!

COLNAGO C59 (コルナゴ C59)COLNAGO C59 (コルナゴ C59)

COLNAGO C59 (コルナゴ C59)
価格:567,000円(フレーム価格)
サイズ:420S / 450S / 480S / 500S / 520S / 540S / 560S / 580S / 520 / 530 / 540 / 550 / 560 / 570 / 580 / 590 / 600 / 610 / 620 / 630 / 640 / 650
カラー:ホワイト(ADWH)、ブルー、グレー、レッド、ホワイト(TSWH)、グリーン、マットブラック、オレンジ、チームホワイト、チームブラック
問い合わせ先:エヌビーエス http://www.colnago.co.jp

 

スペック

フレーム:カーボンチューブ+ラグ、HHM-HMカーボン
フォーク:C59カーボン
変速機:カンパニョーロ・コーラス(F)、カンパニョーロ・レコード(R)
ギヤ:カンパニョーロ・レコード 53×34T、12-25T(11速)
ホイール:カンパニョーロ・ボーラウルトラTWO
重量:N/A
*フレームカラーは特別仕様です

ストレートフォークには「絆」の文字。新城幸也選手のために用意された特別な「絆モデル」だストレートフォークには「絆」の文字。新城幸也選手のために用意された特別な「絆モデル」だ
コルナゴ独特の、丸ではない多角形のチューブ断面形状が、高剛性で高いレースパフォーマンスを生み出しているコルナゴ独特の、丸ではない多角形のチューブ断面形状が、高剛性で高いレースパフォーマンスを生み出している
ラグで連結されるBB部は、シェル幅のオーバーサイズ化を採用せず、あえて従来規格で臨むラグで連結されるBB部は、シェル幅のオーバーサイズ化を採用せず、あえて従来規格で臨む

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作松尾修作
VAX RACING所属。Jプロツアーに参戦する現役大学生レーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ

米山 新城幸也が骨折明けの全日本選手権を走ったときに使用していたマシンとして、このカラーは印象深いな。残念ながら市販カラーにはないのだけど、とてもキレイだね。

松尾 グリーンがラメ入りでしたね。実車ということで、パーツアッセンブルがツボでした。フロントディレイラーがコーラスなんですが、無用なトラブルを避けるための堅実な選択でしょうか。

米山 細かいところを見るね。でも、全日本の時はEPSを使っていたから、ヨーロッパでは……なのかもね。一部の選手には専用ジオメトリーで供給するけど、販売モデルとしてのC59はサイズ展開が幅広くて手厚いよね。フラッグシップモデルとして君臨する、ハイエンドなバイクだけど、乗ってみてどうだった?

松尾 個人的には満点です! とにかくよく進むバイクでしたよ。軽量化とエアロ性能に振ったバイクが今溢れていますが、C59は特別重量が軽いわけではないのに、走りは秀でて軽いです。頼りなさや不安定さはまったくなく、しっかりとした芯がフレーム全体に感じられましたよ。

米山一輝米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中

米山 がっちりしているけど、パキンというような固さではなく、パワーをしっかりと受け止めてくれるよね。コルナゴって、もっと固いイメージを持っていたけど、想像以上に乗り心地も良かった。衝撃の角が取れていて、長時間乗っていても体の負担が少なそうだよ。

松尾 そうですね。ただ、ゆっくり走るよりはスピードが高いところで輝くバイクです。高速域でも変わらない高い剛性感は、ライダーの力を余すことなく推進力に変えてくれますよ。

米山 うんうん。踏めば進むし、踏んだ分答えてくれて「もっと!」とバイクにイケイケと誘われている感じがある。ガンガン気持ちよく踏めるからすごく楽しいんだけど、その一方で、頑張りすぎて体力を使わされるバイクだよ。もちろん、踏み倒さなくても気持ちよく巡航してくれるんだけど。

松尾 その感じわかります。あとは、スプリントのようにトップスピードに持っていく過程でパワーはもちろんなんですが、少しコツがいるかなと思いました。なんにせよ、レーシングバイクなのでアベレージ50km/h程度のレース走行のなかでもう一度インプレッションしてみたいですよ。

米山 それもいいね。いやぁ、このマシンすごく好みだな。ホイールももちろん良かったんだけど、勝手にイメージを抱いていた固い乗り心地は払拭されて、高い安定性と、踏めば答えてくれる感触、フレームの性能に惚れたよ。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳

新城幸也がツールで駆った「コルナゴC59」を震災復興オークションに出品

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