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試乗や講習会で保護者も満足スタジアムを駆け回った「キッズ自転車クリニック」 スポーツのための空間でスキルアップ

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 安全に乗るためのルールや上手に走るための技術を学べる自転車教室「富士通スタジアム川崎キッズ自転車クリニック」が4月8日、神奈川県川崎市で開催された。ヘルメットのかぶり方から、走り方や止まり方といった基礎を身に付け、最後にはレースが行われ1~5年生の小学生17人がスタジアムを駆け回った。

富士通スタジアム川崎を利用したキッズ自転車クリニック Photo: Naoi HIRASAWA

川崎フロンターレが企画

 講師はマウンテンバイク(MTB)ライダーの小笠原崇裕さん、松本佑太さん、広瀬由紀さんが務め、「自転車の真ん中に乗る」「進む」「止まる」「曲がる」という基礎から学び、安全に乗れるようになることをテーマに講習が行われた。富士通スタジアム川崎はサッカーやアメリカンフットボールなどで使われる人工芝のスタジアム。転んでもけがをしにくく、しっかりグリップが効くため、子供たちが自転車を練習するのに安心な環境だ。

「富士通スタジアム川崎キッズ自転車クリニック」に集まった小学生たち Photo: Naoi HIRASAWA
バイクに乗った状態の体重移動をレクチャーする小笠原崇史さん Photo: Naoi HIRASAWA

 まず自転車に乗る前に、ヘルメットの正しいかぶり方を確認。それから後輪、サドル、ペダル、ハンドル、前輪とM字の順番で異常がないかチェックする点検方法を学んだ。次に立ちこぎの状態から重心を前後左右に寄せるなどのバイクコントロールや、目標の線の手前でピタッと止まれるようにブレーキをかける練習などを行った。

ヘルメットの正しいかぶれるよう一人ひとりチェック Photo: Naoi HIRASAWA
乗車前チェックをひとつずつ体験 Photo: Naoi HIRASAWA

 カラーコーンで作った狭いレーンを通り抜ける練習では、小学生たちが「もっと狭くして!」とリクエストするほど、チャレンジ精神に火がついた。まっすぐ走れるよう、講師がレーンの先から「先生のほう見て!」と声をかけるなどアドバイスすることで、子供たちは着実に上達していった。

立った状態で脚を水平の位置で止め、バランスをとりながら進む Photo: Naoi HIRASAWA
カラーコーンで作ったレーンを通り抜ける Photo: Naoi HIRASAWA
線に合わせてぴったり止まるブレーキの練習 Photo: Naoi HIRASAWA
高学年のレースは僅差の勝負に Photo: Naoi HIRASAWA

 クリニックの最後には1~2年生、3~5年生に分けられてレースが行われた。スタジアム内いっぱいにコースが作られ、180度のコーナーやスラローム、練習した幅の狭いレーンなどが設けられた。レースはゴール直前での逆転勝利や僅差のリードを守り切っての優勝、まっすぐ走ることも難しかった子供が講師の声援を受けながら完走するなど、それぞれの目標に向かってキッズたちが駆け抜けた。優勝者には川崎フロンターレの観戦チケットと米、ポスターなどのフロンターレグッズが賞品として贈られたほか、全員に参加賞が配られた。

低学年のレースは終盤の逆転劇 Photo: Naoi HIRASAWA
レースの優勝者には川崎フロンターレの観戦チケットや、米などのグッズが贈られた Photo: Naoi HIRASAWA

 小学3年生の浪川昊大くんは、「レースが難しかったぁ」と力を出し尽くした表情で、目いっぱいに楽しんだ様子。レッスンを見守った両親も「子供が楽しそうにしていたので、見ている方も楽しかった」と満足そうに話した。2時間の講習を終えた小笠原さんは「レベルがバラバラのなかでもみんな楽しめたのでは。うまく乗れなかった子供も最後はレースに参加できていた。また、安全な乗り方から教えられるクリニックを開催できたらいい」と語った。

参加した小学生と、講師を務めた小笠原崇裕さん(右上)と(左上から)広瀬由紀さん、松本佑太さん Photo: Naoi HIRASAWA

ミヤタサイクルは電動アシストバイクを用意

 キッズ自転車クリニックは富士通スタジアム川崎と周辺の施設・公園を管理する川崎フロンターレが企画し、ミヤタサイクルと和光ケミカル、神奈川県マウンテンバイク協会が協力して開催された。フロンターレと川崎に本社を置くミヤタサイクルが地域のスポーツ活性化のために協力し、富士通スタジアム川崎を使った初めての自転車イベントとなった。

ミヤタの電動アシストクロスバイク「クルーズ」に試乗する、参加者のお母さん Photo: Naoi HIRASAWA
和光ケミカルは自転車を水洗いする方法の講習会を行った Photo: Naoi HIRASAWA

 ミヤタサイクルは、子供たちのレッスン中に保護者が最新バイクを楽しめるよう、電動アシストクロスバイク「クルーズ」や電動アシストマウンテンバイク「リッジランナー」とバイクブランド「メリダ」のスポーツバイクを試乗車として用意。クルーズを試乗していたお母さんは、「子供が自転車に乗れるようになったら、私はこれで一緒に乗れたら」と乗り心地の良さに驚いていた。和光ケミカルは、チェーンまわりやフレームなど、自転車を水洗いする方法をレクチャー。水性洗剤をいれた水でバシャバシャと汚れを落としていく様子に、保護者たちは興味津々で見入っていた。

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