ヘルシィ・エイジングツアー第2ステージ「久々の大失敗」 與那嶺恵理が平坦、強風のレースに苦戦し47位でフィニッシュ

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 ウイグル・ハイファイブに所属する與那嶺恵理が4月5日、オランダで開催されているヘルシィ・エイジングツアーの第2ステージをトップから11分54秒遅れの47位でフィニッシュした。翌日は第3ステージのロードレースと、第4ステージのチームタイムトライアルが行われれる。

追走を試みる與那嶺恵理(ウイグル・ハイファイブ) ©Vélofocus
序盤に分断された集団を引く與那嶺恵理(ウイグル・ハイファイブ) ©Vélofocus

 この日のレースは135kmの平坦で強風吹き荒れるステージ。前日のタイムトライアルでバイクとポジションが合わず苦戦し、雪辱を果たしたい與那嶺だったが、スタート位置を後方に取ってしまい序盤から苦戦。風で集団が分断され単独で走行する場面もあったが、粘りの走りで第3集団へとジョイン。47位でこの日のレースを終えた。

 本人のレポートは下記のとおり。

久しぶりに大失敗をしたステージとなりました。

 オランダの最北、フローニンゲンで行われる5日間のステージレース。ステージ2日目はコースは“ド”がつくほど平坦のオランダ最北を走ります。距離は135km。風が強く長丁場になりそうです。

 今回のステージは昨日のタイムトライアルでのストレスを悪い形で引きずったまま、自分の不注意から大きくタイムを失うことになりました。横風がスタート前から強烈で、絶対に分断されるので「できるだけ最初から前方で展開を」と、武井コーチからも何度も伝えられたのですが…。

 スタートラインに並ぶ時、私達のチームプレゼンがほぼ最後で、スタートラインに並んだ際もほぼ最後方…。強引でもナショナルチャンピオンとして前に行くべきでした。昨日3位と4位のリサ、クリスティンは特別ジャージを着用しているため、最前列に並びます。既にここで大きく出遅れることに…。

 レースはニュートラル走行がほぼなく、車一台分の細い道を走り街を抜け、いきなり集団は分裂を繰り返しました。私は全く集団前方を見ることもなく、スタート後5分過ぎにはグルペット、完走ギリギリのグループに落ちてしまいました。大変なショックでした。私の集団も10人単位で細切れになり、横風で分断を繰り返し、何とか前に上がろうと必死になりますが、風が強く押し戻されてしまう展開。

 1時間の地獄を味わいました。

スタート前、笑顔で話す與那嶺恵理(ウイグル・ハイファイブ) ©Vélofocus

 しかし、何故か40kmをすぎると脚が動き出します。そこからまずは飛び出し、前を丁寧にキャッチアップすることになりました。1人、また1人とキャッチアップしながら走ります。風が強烈なため、キャッチアップをした選手はあっという間に千切れていきます。

 一体何人を抜いたのでしょうか…。私は約60kmを単独走行し、何とか20人ほどの第3集団が見えてきたところで運良くポリスモトが見えました。モトは若干私に意識を寄せて頂き、モトを使いまずは休み、もう一息、前の集団にジャンプ。ギリギリの所で粘りながら、あと1歩がまだ届かず。第3集団後方に付くにコミッセールの車が私に気いて車を少し寄せて頂き、最後の力を振り絞ってジャンプ。約2時間をかけて第3集団に戻ることができました。

 レース中、適切に上手にモトや車を使う。当たり前ですがとても大切です。その主張をするためにもナショナルチャンピオンのジャージアピールもとても大切です。そもそもドロップせず、油断せず、遅れないことがいちばん大切なのですが。

 最後の周回コース。そこも風が強く力尽きた選手がどんどんドロップしていく様はまさにオランダのレース。久しぶりにレースの厳しさを痛感しました。そして、これも現実として受け入れました。ストレスを引きずったまま戦える場所ではないことをまた確認。ゴール後、リサとクリスティンからは駄目出しがあり、猛反省です。

 明日は変則的な1日2ステージです。午前中は約70kmのロードレース、午後は約20kmのチームタイムトライアルとなります

 私のできる仕事はこの状況だと限られてきますが、無事これ名馬で今日を迎えられることに感謝します。

 明日もこちらでライブでレースを見ることができます

 大きな目標であるアルデンヌに向けてあと2週間。応援よろしくお願いします!

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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UCI女子ワールドツアー 女子ロードレース 與那嶺恵理

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