「将来はロードレースも」兵庫・川西から広がれ自転車スポーツ 勝ち抜き戦のオフロードレースが盛会

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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 兵庫県川西市で3月24日、自転車レースの大会「サイクルフェスタinキセラ川西」が行われた。珍しい勝ち抜きトーナメント方式のレースに、地元を中心に50人余りの参加者が健脚を競い合った。

スタート前には出場選手を一人ずつコール。キッズも真剣 Photo: Ikki YONEYAMA

 大会は兵庫県の県政150周年、また新名神高速道路の全線開通を記念して行われた。阪急川西能勢口駅の北側、大規模な区画整理再開発が進む「キセラ川西地区」の工事中区域を利用して、昨年の12月に続き2度目の開催となった。

熱戦となったマウンテンバイクの部決勝は、第1コーナーから先頭を取った梶鉄輝が優勝 Photo: Ikki YONEYAMA

 競技は日本ではまだ珍しい「クロスカントリーエリミネーター」。1周約700mという短い未舗装路のコースを、3〜5人で一斉にスタートして、上位の選手が勝ち上がっていくトーナメント方式のレースだ。決勝を戦うまでに必ず数レースを走るため、各レースでの体力配分と戦略性も重要となる。コースは全体が見渡すことができ、観戦や応援もしやすい、海外では人気上昇中の競技だ。

 今大会ではまず参加者一人ずつが1周のタイムアタックを行い、順位に応じて組み合わせを決めた。男子はマウンテンバイクの部とシクロクロス車の部が設けられ、両方に参加した選手は、ほぼ休みなくレースに出走し続けていた。

コース全体が見渡せ、観戦や応援がしやすい Photo: Ikki YONEYAMA

 マウンテンバイクの部では、昨年12月に行われた大会で2位、3位に入り今回の優勝候補だった渡辺耕平、田淵昴の両選手が、準決勝で互いに絡んで落車するというハプニング。予選でトップタイムを記録した梶鉄輝が決勝は第1コーナーから先頭に立って優勝した。シクロクロス車の部では中西啓太が優勝した。

前回大会の2位・3位が準決勝で絡んで落車敗退するハプニング Photo: Ikki YONEYAMA
シクロクロス車の部は中西啓太が優勝 Photo: Ikki YONEYAMA

 大会は地元のサイクルロードレースチーム「コラッジョ川西」を中心とする実行委員会が主催。コラッジョ川西代表の栂尾大知さんは、「チームとしてレースに出るだけでなく、地域にサイクルスポーツを根付かせる活動をしていきたい。この会場は工事が始まるので今回が最後だが、今後は色々な場所で大会を開きたい」と展望を話す。将来的には公道を使ったロードレース「ツール・ド・ひょうご」を県内で開催したいという。

 会場ではアスリチューン、サンタクルズ、ワコーズ(和光ケミカル)、ミヤタのE-bike試乗などのブース出展や、バル「タベルナエスキーナ」のキッチンカーがカフェメニューを販売するなど、華やかに大会を彩った。

「選手を育てるだけでなく自転車スポーツを通じて地域貢献をしたい」という栂尾大知さん Photo: Ikki YONEYAMA
地元を中心に自転車好きが集まった Photo: Ikki YONEYAMA

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