旧滑走路を疾走キナンチームも“ママチャリ”で参加 白浜エアポートクリテリウムは今年も大盛況

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 和歌山県南部の白浜町で3月18日、旧南紀白浜空港滑走路を利用して「第12回白浜エアポートクリテリウム」が開催された。レース開催前の時間を有効活用してのロードバイク講習会に始まり、午前中のクリテリウムレースのほか、キッズ対象のキックバイクスクール、キックバイクレース、そしてキナンサイクリングチームも参加したママチャリ耐久レースなど、さまざまな催しが行われた。

南紀白浜空港の旧滑走路を活用して「白浜エアポートクリテリウム」が開催 Photo: SPORTS PRODUCE KUMANO

ビギナーからエキスパートまで

 以前は、Jプロツアーにカテゴライズされていた「チームタイムトライアル南紀白浜」「白浜クリテリウム」と併催されてきたが、昨年からは単独開催されている。毎年5月下旬〜6月上旬にかけて行われるUCIアジアツアーのレース「ツール・ド・熊野」と同じく、NPO法人スポーツプロデュース熊野が主催している。

すぐ隣に現役の南紀白浜空港の滑走路がある Photo: SPORTS PRODUCE KUMANO

 このイベントの特徴は、さまざまな目的を持った参加者が一堂に会するところ。レーシング志向の強いサイクリストであれば、ビギナーからエキスパートまで3クラスに分けられた「一般ロードレース」へ。最もハイクラスとなるエキスパートでもレース距離が20kmと、気兼ねなくスタートラインにつくことができる。

ママチャリでもプロの走り

 そして、今回のメインイベントともいえるのが、「チーム対抗ママチャリ耐久レース」。2人以上6人以内のチーム構成で、1周回約1.0kmのコースを1時間30分走り続ける。一般、ファミリー、レディース、小学生、変速ママチャリと5部門に分けられ、チームのメンバー編成に合わせたエントリーが可能だ。

スタートラインにずらりと並んだママチャリ。キナンサイクリングチームの雨乞竜己選手(中央左)もママチャリで出場 Photo: SPORTS PRODUCE KUMANO

 ゲストとして招待されたキナンサイクリングチームは、雨乞竜己選手が単独でママチャリ耐久レースへ“挑戦”。基本的にはチームで争われるルールのため、雨乞の成績はオープン参加扱いでリザルトには反映されないが、そこはやはりプロ選手。いつもと違うライディングでも「脚の違い」を見せて、一人で1時間30分を走りきった。

仮装しての参加者も Photo: SPORTS PRODUCE KUMANO
未来のプロレーサー?たちが熱戦 Photo: SPORTS PRODUCE KUMANO

 キナンサイクリングチームはこのほか、キッズ対象のバイクスクールや約50mの直線を走行したキックバイクのガイドや、早朝のロードバイク講習会の講師役としても活躍した。そしてレース中の実況解説に、中島康晴選手と加藤康則ゼネラルマネージャーが登場し、レース会場を盛り上げ、中島選手はその後の耐久レースの参加者ピットへ突撃インタビューを実施。突撃インタビューには新城雄大選手も加わり、1日を通して参加者とのコミュニケーションを図った。

来年も継続開催

 会場には、地元食材を使った飲食のブースや、和歌山日産自動車による試乗会、空中遊泳と題した、株式会社キナンの高所作業車から白浜周辺を一望できる体験サービスなど、自転車にとどまらない楽しみ満載のイベントとなった。最後の表彰式では主催するスポーツプロデュース熊野の角口賀敏理事長から、来年の継続開催が宣言された。

高所作業車による「空中遊泳」も Photo: SPORTS PRODUCE KUMANO
キナンサイクリングチームの選手らによる、餅まきならぬお菓子まき Photo: SPORTS PRODUCE KUMANO

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