世界21カ国で展開和歌山市でシェアサイクルが3月28日スタート 中国大手「ofo」が国内初進出

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黄色い自転車が目印のofo。スマートフォンなどを使用して空き自転車の検索などが可能 Photo: OFO JAPAN

 和歌山市で、自転車を複数の場所で借りたり返却したりできるサービス「シェアサイクル」が3月28日、スタートする。世界21カ国で、サービスを展開する中国企業「ofo」の日本法人が運営し、市も駐輪場用の敷地を貸し出すなどして協力。市では、自転車を電車やバスと併用し、観光客の利便性向上や公共交通機関の利用促進を目指している。

 シェアサイクルは、同じ場所で貸し出しや返却をするレンタサイクルと異なり、指定エリア内に複数の「サイクルポート」(専用駐輪場)を設置。自転車をどこでも借りたり、返却したりできる。国土交通省によると、海外約千都市(平成28年5月時点)、国内110都市(29年10月時点)でそれぞれ導入されているという。

 電車やバスなどを乗り継いで目的地まで自転車に乗るなど公共交通機関の利用促進や、点在する観光名所を自転車で巡ることに期待し、市は29年度、シェアサイクル事業の取り組みを推進。公有地をサイクルポートとして有償で貸し出したり、交通ルールの啓発をしたり、協力態勢を検討してきた。

 21カ国で自転車約1000万台を所有する「ofo」は、市のシェアサイクル誘致と連動し、国内初のサービス導入につながった。

 市と同社によると、市中心部や日本遺産に認定された和歌浦を中心に、駅やバス停周辺、宿泊施設など数十カ所にサイクルポートを設置し、順次拡大していく方針。利用者はスマートフォンの専用アプリを使って、各ポートの空き自転車の検索や、解錠、支払いなどができるという。

 自転車の管理や修理は同市のバス・タクシー会社「ユタカ交通」が実施。料金やサービス開始時の自転車台数はサービス開始までに公表される。市は「観光振興や公共交通の維持といった市の課題解決につなげたい」としている。

産経ニュースより)

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