【Teamユキヤ通信】ツール・ド・台湾 第4ステージ新城幸也が最終日目前で総合首位に ステージ3位のボーナスタイムで逆転に成功

by 飯島美和 / Miwa IIJIMA
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 日本ナショナルチームが出場しているUCIアジアツアー「ツール・ド・台湾」で3月14日、第4ステージがナントウカントリーホールから日月潭向山ビジターセンターまでの166.56kmで行われ、総合2位でスタートした新城幸也(日本ナショナルチーム/バーレーン・メリダ)がステージ3位に入り、ボーナスタイムを獲得して総合首位に立った。

最終ステージを残し、総合リーダージャージに袖を通す新城幸也 Photo: Miwa IIJIMA

 台湾で一番大きな湖である日月潭をぐるりと回るコースをとったこの日のステージ。序盤に3級山岳、そして終盤には2級山岳があり、中間スプリントは2カ所設けられた。レースは終盤に抜け出した2人が逃げ切り、わずかに及ばなかった25人ほどのメイン集団が6秒差でゴール。集団の先頭を新城が取った。

 総合成績で首位と2秒差に付けていた新城は、ゴール3位のボーナスタイムで4秒を得たことで、翌日の最終日を目前に順位の逆転に成功。2位と2秒差の総合首位となり、イエローのリーダージャージに袖を通した。新城はレース後、次のようにコメントした。

 「今日のクイーンステージを終わってみて、まずは昨日リーダーにならなくて良かったと思った(笑)。今日のステージでジャージを守ることは厳しいステージだったので。

 (今日は)ボーナスタイムとステージ優勝を狙って挑んだ。今日、リーダー取ることが理想的なタイミングだった。

 15km地点のスプリントポイントまで逃げができていなければ、ボーナスタイムを取りに行くことになっていた。いよいよスプリントポイントまでもう少しとなった時、総合には関係のない3選手が微妙な距離で集団から飛び出していた。

 集団は勢いがあったし、追いつくかどうか?という距離だったのだが、スプリントポイントまで残り1kmの看板を見た瞬間に、集団が緩みまずいと思い、アタックしてボーナスポイントを取りに行ったが、ライン手前で届かずに4着でボーナスタイムは獲得できず。あと20mあったら届いていたのに…。

 それからは、後半に向けて温存走行に。昨年の大会の映像を見てたので、ある程度の上りの感じとゴールはイメージできていた。ゴールは自分の得意とする上りゴールだったし、(途中の)上りも遅れるほどの勾配じゃなかった」

総合リーダージャージを着るジョナサン・クラークと作戦を立てながら走る新城幸也 Photo: Miwa IIJIMA

“ラッキーな展開”からのチャンスを逃さず

 新城は勝負が大詰めとなったレース後半の展開を次のように振り返った。

 「しかし、今日も上りには苦戦した。前半は調子よく走っていて、最後の上りで攻撃する予定だったが、総合3位に付けている選手のアタックが強烈で見送ってしまった。
 
 リーダーチームが仕事をしてくれて、無事に総合3位の選手を吸収することができたが、今レース一番ピンチだった。そこからは集団内でリーダーを外さないようにマークしてステージ優勝を狙っていたが、残り10kmぐらいで3選手に先頭に行かれてしまう。

 雨澤(毅明)に集団牽引してもらおうかとも考えたが、集団が一つになり、ゴールを取るにはアシストが欲しかったし、他にも(逃げを)追わなきゃいけないチームがあったので集団で我慢。

 しかし、なかなか3人に追いつかない。諦めかけていた時、無線で前2人と入り、一瞬、なぜ?と思うのと同時に、ということは、集団の先頭を取り3位でボーナスタイム(が取れる)! どうやら、1人落車してしまっていたようで、自分にとってはラッキーな展開となった。

 残り2kmから雨澤と連携して位置取り。先行する2選手の姿も見えていたが、微妙な距離だったので、自分の頭の中は集団の先頭(3着)でボーナスタイム4秒だけ(に集中した)。

 雨澤が最高な先行をしてくれたんで、自分も昨日の反省を生かして、一番良い形でスプリントでき3位とボーナスタイム4秒で、総合リーダーに。

 明日は192kmの平坦なので、日本チームのみんなの力を借りて守っていきたいと思います。総合2位とは2秒差、集中して走っていきたい」

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