パリ〜ニース2018 第4ステージプールスが個人TTで今シーズンワールドツアー初優勝 総合首位はサンチェスがキープ

by 平井久美子 / Kumiko HIRAI
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 パリ〜ニース第4ステージは3月7日、18.4kmの個人タイムトライアル(TT)を行い、ワウト・プールス(オランダ、チーム スカイ)が25分33秒でゴールし優勝。総合2位に順位を上げた。また、総合首位のルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ プロチーム)は7位に入り、リーダージャージをキープしている。

中間計測もトップで通過したプールスが優勝 Photo: Yuzuru SUNADA

総合に関わる重要なステージ

 全8ステージで争われるパリ~ニースの第4ステージは、昨年と同じく個人タイムトライアル。距離は18.4kmで、細かい上りと下りが織り交ぜられたコースだ。大会もこの日で折り返し、総合争いに向けて重要なステージとなることは、どのチームも心得ていただろう。

軽快にペダルを踏むプールス Photo: Yuzuru SUNADA

 続々と出走する中、好タイムを叩き出したのはチーム スカイに所属するディラン・ファンバーレ(オランダ)。26分21秒を記録する。その後、ファンバーレの記録を塗り替えたのもスカイ。ダビ・デラクルス(スペイン)が26分07秒、セルジオルイス・エナオ(コロンビア)が26分06秒というタイムをそれぞれ記録し、強豪スカイの層の厚さを垣間見せた。

 その後、ヤングライダー賞3位のマルク・ソレル(スペイン、モビスター チーム)が25分44秒、同じくヤングライダー賞1位で総合8位のフェリックス・グロスチャートナー(オーストリア、ボーラ・ハンスグローエ)が25分53秒を記録。今度は、若い力が存在感を示した。

アラフィリップは3位でゴール。昨日に続くいい走りを見せた Photo: Yuzuru SUNADA

 しかし、その記録を塗り替えたのはまたもやチーム スカイ。プールスが中間計測で唯一12分台を叩き出しトップで通過し、25分33秒でゴールした。バーレーン・メリダのイサギレ兄弟やティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル)なども好タイムを出すがプールスのタイムを上回る選手は現れず、そのままプールスが優勝を飾った。

 総合首位のサンチェスはトップとのタイム差28秒の7位でゴールし総合ジャージを無事キープ。また、優勝候補の一人、総合4位のジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)は3位に入り、総合3位に順位を上げた。

 明日はよりタイム差がつくことが予想される山岳ステージ。総合争いに向けて厳しいレースが予想される。

サンチェスは無事総合首位をキープ Photo: Yuzuru SUNADA

第4ステージ結果
1 ワウト・プールス(オランダ、チーム スカイ) 25分33秒
2 マルク・ソレル(スペイン、モビスターチーム) +11秒
3 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) +16秒
4 フェリックス・グロスチャートナー(オーストリア、ボーラ・ハンスグローエ) +20秒
5 ヨン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) +27秒
6 ゴルカ・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) +27秒
7 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ プロチーム) +28秒
8 ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル) +29秒
9 セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チーム スカイ) +33秒
10 エスデバン・チャベス(コロンビア、ミッチェルトン・スコット) +33秒

個人総合
1 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ プロチーム) 13時間47分57秒
2 ワウト・プールス(オランダ、チーム スカイ) +15秒
3 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) +26秒
4 マルク・ソレル(スペイン、モビスターチーム) +26秒
5 ゴルカ・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) +34秒
6 フェリックス・グロスチャートナー(オーストリア、ボーラ・ハンスグローエ) +35秒
7 ヨン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) +42秒
8 ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル) +42秒
9 セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チーム スカイ) +48秒
10 エスデバン・チャベス(コロンビア、ミッチェルトン・スコット) +48秒

ポイント賞
1 アルノー・デマール(フランス、グルパマ・エフデジ) 31pts
2 マイク・テウニッセン(オランダ、チーム サンウェブ) 17pts
5 ゴルカ・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) 17pts

山岳賞
1 ピエールリュック・ペリション(フランス、フォルトゥネオ・サムシック) 8pts
2 ファビアン・グルニエ(フランス、ディレクトエネルジー) 8pts
3 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) 4pts

新人賞
1 マルク・ソレル(スペイン、モビスター チーム) 13時間48分23秒
2 フェリックス・グロッシャルトナー(オーストリア、ボーラ・ハンスグローエ) +9秒
3 サム・オーメン(オランダ、チームサンウェブ) +1分7秒

チーム総合
1 チーム スカイ 41時間26分9秒
2 ミッチェルトン・スコット +42秒
3 バーレーン・メリダ +1分13秒

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