「ストラーデ・ビアンケ」女子レースで45位與那嶺恵理がエースの3位に貢献 パンクしたロンゴボルギーニに前輪を渡し「チームの仕事を全う」

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 ウィグル・ハイファイブに所属する與那嶺恵理が3月3日、イタリアで開催されたUCI女子ワールドツアー「ストラーデ・ビアンケ」の女子レースに出場し、雨の中、約4分の1がグラベルという泥だらけのレースで、終盤まで先頭集団で好走。昨年優勝したエースのエリサ・ロンゴボルギーニ(イタリア)の3位表彰台に貢献した。

ストラーデ・ビアンケで先頭集団で走る與那嶺恵理 Photo: Velofocus

 コースはシエナを発着とする135㎞。137人の選手がスタートし、土砂降りの雨にもかかわらず、萩原麻由子(アレチポッリーニプロサイクリングチーム)ら3人が逃げ出し、レースは序盤からハイペースの展開となった。

 與那嶺は終盤まで先頭集団に残り、残り40㎞過ぎで、パンクしたロンゴボルギーニに前輪を渡すアシスト。レースに復帰し、トップと13分1秒差の45位でワールドツアー初戦をフィニッシュした。

 與那嶺のコメントは以下の通り。

自分の仕事を行えホッとした

 チームからの作戦は何故か私だけフワっとしたもので「残れたらここでアタックしろ」。あとは(エースの)エリサのフォローをとのこと。レース前日から女性の日が来てしまい、身体は重いのですが、コンディションデータは武井コーチから順調な推移という事でそれを信じてレースに臨みました。

雨の中、力走する與那嶺恵理 Photo: Velofocus

 レースの展開はひたすらサバイバル。シエナ独特の細い道、ひたすら続くローリングセクション、そして次から次へと現れるグラベル。今の自分のコンディションだとエリサの近くでフォローするのがギリギリでした。

 レース後半にかけ身体も徐々に動き始め、残り40㎞、先頭集団も30名ほどに。そこに残ることが出来ました。

 そしてエリサへ積極的にフォローを始めたのですが、一番長いパヴェでまさかの展開が。エースのエリサがパンク。「えり!」と名前を叫ばれ、私も慌てながら、自分の前輪を取り外し、エリサの前輪へはめるのですが、寒さで手が震えて感覚がなく、中々はめられません。近くにいたLottoのチームメカニックに助けてもらい、まずはエリサをリスタートさせることが出来ました。

 ホッとした後、自分の復帰もせねばとチームカーを待ったのですが当然グラベルのレースなので、なかなか来ません。シマノのニュートラルカーから車輪を借りて集団復帰をしたのですが先頭集団ははるか前方へ。ここからは出来る仕事もなく、遅れた集団でのゴールとなりました。

 エリサは集団復帰後、積極的に攻撃をし3位を獲得!ワールドツアーの初戦としてはまずまずの結果を得ることが出来ました。ゴール後、エリサと監督から「Good Job Eri!」との評価を得ることが出来、自分の仕事を行えホッとした次第です。
 
自分自身の走りの前に、チームの仕事を全うする初めてのレースで、前輪を差し出し、緊張の中楽しめました!

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