クラシックレースへ急きょ出場與那嶺恵理がオムループ・ヴァン・ヘット・ハーゲランドで逃げに乗り快走 チームに大きく貢献

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 ウィグル・ハイファイブに所属する與那嶺恵理が2月25日、ベルギーで開催されたクラシックレース「オムループ・ヴァン・ヘット・ハーゲランド」に出場し、終盤の厳しい展開のなか逃げに乗る快走をみせた。その後、ゴール前に集団が一つになるものの、エーススプリンターを送り出し、與那嶺自身もトップから12秒差の26位でフィニッシュした。

急きょ出場を決めたクラシックレースで評価を高めた與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ) Photo: Kyosuke TAKEI
レース終盤の厳しい展開で逃げに乗り、実力を示した與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ) Photo: Kyosuke TAKEI

 レースはティールト=ウィンゲ周辺で開催された131kmで争われた。カテゴリーはUCI1クラスのワンデークラシックレースであり、ベルギーらしく石畳や、激しいアップダウンが登場。チームサンウェブやミッチェルトン・スコットといった強豪女子チームが集結した。当初、ウィグル・ハイファイブからは與那嶺が出走する予定はなかったが、急きょメンバーに入った。

 與那嶺は最終展開で6人の逃げに乗ることに成功。ラスト5kmで吸収されたが、チームのためにスプリンターのけん引役を担い、チームメートを7位へと送り出すアシストを果たしている。

 與那嶺のコメントは下記の通り。

「スプリンターを送り出し、オールアウトで仕事を終えた」

 当初のレースカレンダーでは出場する予定ではなかったのですが、直前にチームから出場依頼があり武井きょうすけコーチと相談をし、コンディションの把握するために出場を決定。歴史あるクラシックレースに参加できる喜びにワクワクしながらレースに臨みました。

 コースはクラシックにふさわしくジェットコースターの様なパヴェ(石畳)あり、15%を超える上りあり、細い道に直角コーナーが続きます。展開はライブストリーミングの通り、レーススタート直後の分断から全ての展開に積極的に反応することができました。

次戦はイタリアで開催されるワールドツアー「ストラーダ・ビアンカ」となる Photo: Kyosuke TAKEI

 そしてラスト20kmからKOM(山岳賞)ポイントの上りで6人で抜け出すことに成功。タイム差も順調に30秒まで開き、コレで決まると積極的にローテーションを行ったのですが、ミッチェルトン・スコットが最初から先頭交代を拒否し、徐々にギクシャクしはじめました。逃げに乗れなかったチームサンウェブが全力でキャッチアップを目指し追走したため、ラスト5kmのKOMポイントで吸収されてしまいました。

 その後、昨年のツール・ド・おきなわで私が惜敗したエレン・ファンダイク(オランダ、チームサンウェブ)がそのトレインから発射され独走を開始しました。そこから私はチームのスプリンターのジュリー・レス(デンマーク)を勝たせるために、最後の力を振り絞って一番前まで連れていき、オールアウト。135km、3時間半のレースを終えました。

 エレンはヘッドウインド(向かい風)をものともせず、独走で優勝。ジュリーは7位。悔しい結果となりました。

 私のチームは今、ピュアスプリンターが全員世界選手権のトラックに出場するため、すこし切れるカードが足りていない状況です。少し厳しい状況でしたが、私はできる仕事をしっかりと全うしました。

 レース後は、チームオーナー、監督、チームメイトから、「Impressive」「Eri is Super」との高い評価を受け、やっと自分の立場をこの強豪チームで獲得することが出来ました。ワールドツアーのトップチームでレースにセレクションされることは常に厳しく評価される対象となります。今回はチームからの信頼を勝ち得るためにも、十分な結果を出すことができたのでホッとしています。

 次のレースは今週土曜日に行われるワールドツアー「ストラーダ・ビアンカ」。昨年、チームのエース、エリサ・ ロンゴボルギーニ(イタリア)が優勝した大切なレースです。最終局面でのアシストとして、全力でサポートします。

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UCI女子ワールドツアー 與那嶺恵理

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