「グループワークアウト」もスタートズイフトには“ハマる”仕組みが満載 オンラインで苦しさや達成感をシェアしよう

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 ホームトレーナーと仮想世界を繋ぎ、リアルなライド体験を提供する「Zwift」(ズイフト)。オンラインコミュニティならではの誰もが“ハマる”仕組みが満載で、家の中でフィットネスを続けるモチベーションを高めてくれる。ズイフトを100%楽しむべく、新たに追加された「グループワークアウト」などの押さえておきたいポイントを紹介しよう。(モデル・田中セシル、協力・Liv)

オンラインならではのリアルタイムな楽しみが詰まった「ズイフト」 Photo: Yosuke SUGA

「いいね!」でモチベーションをアップ

激しいトレーニングやメニューをする際は、トレーニングウェアに身を包み気分を高めてスタート Photo: Yosuke SUGA

 普段からサイクリングを楽しんでいる、モデルの田中セシルさんが、ズイフトに初挑戦した。早速アカウントを登録し、バイクをスマートトレーナーへセッティング。それぞれの接続を完了させ、いよいよスタートの環境が整うと、コースの状況を確認できる「見学モード」を見ながら
「まるでテレビゲームみたいですね」と盛り上がった。画面にはいま現在ズイフト内のコースを走行している世界中のサイクリストが一目瞭然で、カーソルを合わせると国籍や名前、スピード、すでに走った距離などがよくわかる。

 セッティングしたバイクに跨がり、ペダルを漕ぎ始めたセシルさんは、ズイフト内での走行感をまず掴んだ。表示された自らのスピードを確認し、「誰かと一緒に走ってみたい」とスタート画面に戻り、選択したプレイヤーと同じ場所からスタート。レベルに合ったサイクリストと一緒にトレーニングすることもできたり、同じ時間帯に離れたサイクリング友達ともズイフトのコース上で待ち合わせすることも可能だ。さらに、プレイ中はソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のように、サムズアップアイコンで「ライドオン(いいね)」や、コメント機能を使い、走行しているプレイヤーにエールを送ることもできる。

プレイ画面には走行距離やスピード、心拍数やパワーも表示可能 ©ZWIFT
メニューは「サムズアップ」などわかりやすいアイコンで表示される Photo: Shusaku MATSUO

 プレイ中の画面は現在のスピードや走行距離はもちろん、どれだけの上りを走ったかを示す獲得標高や、出力(ワット)、心拍数といった一般的なサイクルコンピューターで表示される値が表示される。アバター目線の視点や、走行している様子がわかる背後からの視点や、さらには空撮視点といった全部で8つの視点が選択でき、気に入った場面の写真を撮る(キャプチャ)ことも可能。「まるでレースを観戦しているような迫力がありますね」と感心しながらセシルさんはペダルを漕ぎ続ける。撮影した写真は、プレイしているパソコンやタブレットなどに保存されるので、SNSに共有してみても楽しいだろう。屋外で走行している写真を撮られる機会は少ないが、ズイフト内では自ら走行中の姿へ向かって積極的にシャッターを押してみよう。

リアルな走行体験に思わず真剣になる Photo: Yosuke SUGA

 ズイフト上で走行できるコースはさまざま。山道を繋いだアップダウンや、石畳区間など多彩なコース状況が登場し、分岐ルート毎にコースの選択が可能となる。ここで活躍するのがスマートトレーナーだ。ズイフトに対応したスマートトレーナーであれば、負荷が自動的に変化。上りであれば重く、下りや他のサイクリストの後ろに入り、空気抵抗を受けない状態「スリップストリーム効果」を生んでいる間は負荷が軽くなる。まるで実際に走っているような感覚を体験でき、よりズイフトの夢中になるのは間違いないだろう。笑顔でペダルを回し始めたセシルさんも、次第にズイフトに夢中になっていき、真剣な表情でのめり込んでいた。心拍数も次第に上がっていき「きついけど楽しい」とハマっている様子だ。

 スマートトレーナーではなく、ANT+やBluetooth対応のパワーメーターを使用しても、ペダリング出力や体重に応じてズイフト内のアバター(プレイヤーの分身)のスピードが変化するため、誰でも屋内サイクリングを楽しめる事には変わりはない。パワーメーターを搭載しておらず、かつスマートトレーナーを使用してなくても、負荷レベルがズイフトに対応したトレーナーであればスピードセンサーの値と合わせてズイフト内のアバターが走行。優れたゲーム性は損なわれない。

走行距離やスピードも表示され、家の中でも現実さながらのライドが可能 Photo: Yosuke SUGA

 注目したいのはインドアライドイベントだ。1人でプレイしても楽しいズイフトだが、テーマが定められたイベントがひっきりなしに開催されている。参加するにはライド前のスタート画面にあるイベント項目を選ぶだけ。盛んな時間帯であれば数分おきにライドが立ち上がっている。「部屋の中で一人でも、コース内では皆と走れるのでモチベーションが上がります」とセシルさんは話す。ロードバイクに乗り始めたばかりで、ライド仲間がいないサイクリストにとっても嬉しい機能だ。頑張っているプレイヤーを応援し、また、励まされてモチベーションを高め合ってみよう。

皆と一緒ならハードワークも続けられる

 さらに目標を持った、ハイレベルのサイクリストであれば、新しく追加された「グループワークアウト」機能は見逃せない。経験のある読者なら頷けるはずだが、インターバルのメニューをトレーナー上で行うのは忍耐力が求められる。しかし、グループワークアウトはトレーニングメニューに参加者全員で挑む。

「グループワークアウト」プレイ中の画面。左端がワークアウトのメニューだ ©ZWIFT

 メニューはFTP(=1時間の最大平均出力)を元にそれぞれのユーザーに異なって表示されるが、参加者の辛さの値は同じ。ワークアウト内にプロとビギナーが居ても、 画面の中ではグループが自動でまとめられて同じ場所を走行し、リアルタイムで“キツさ”を共有できるのだ。たとえ実際の脚力が極端に違っても、ペダルを漕ぐ負荷は同じレベルとなる。1人では挫折していまいそうな苦しいトレーニングでも、世界中のサイクリストと一緒に臨めば、終わった後の達成感も格別だ。

 公道でメニューを行うと信号などの道路状況、さらには車や歩行者に気を付けないとならないが、屋内であればその心配はない。思う存分オールアウト(力を出し切った状態)可能だ。自宅なら思い切り汗をかいても、周りの目を気にすることなく没頭できる。

ビギナーでもレベルを問わずにスタートでき、参加の敷居はとても低い Photo: Yosuke SUGA

 走行したデータはズイフト上でも記録され、後から見返すことができるほか、サイクリングにも対応したアプリ「STRAVA」(ストラバ)にアップロードすることも可能だ。積み重ねたトレーニングデータは自分への励みになるが、それだけでなくストラバ上の友達に公開して「スゴイ!」やフォロワーからのコメントを集めてみよう。日々更新されるライバルのデータを見て刺激を受ければ、おのずとサドルの上に跨がる機会も増えるはずだ。

モチーベションを保ち、無理なく続けられる仕組が満載だ Photo: Yosuke SUGA

 セシルさんは初めてのズイフト体験を「夜は自転車に乗るのが怖いですし、昼間でも夏だと紫外線も気にしなければなりません。天気や時間に縛られず運動ができるのが素晴らしいですね。リアルタイムで誰かと走れるので、競争心を煽られ、さらに入り込んで頑張れました」と振り返った。

 暖かい日差しのもと、外でのサイクリングは確かに気持ちがいい。だが、悪天候でバイクに乗れない日々や、落車事故や他の自転車などの接触事故のリスクが存在していることも否めない。毎日同じ環境でライドができるズイフトであれば、そんな心配はいらない。週末の昼間にしか会えないサイクリング仲間でも、平日の仕事終わりにオンライン上でライドを楽しむことも可能だ。プロからビギナーまで幅広い層に支持されるズイフトを、続けられるフィットネスとして、新たにスタートしてみてはいかがだろうか。(提供:ズイフト)

「ズイフト」概要
価格:月額税込1,500円
対応OS:Windows7 x64 bit以降、OSX 10.9以降、AppleTV 第4世代以降、iOS(詳細はZwiftウェブサイトを参照)

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