鹿屋体育大学とマヴィックがサポート「屋久島ヒルクライム2018」開催 “苔むす森”白谷雲水峡を目指し駆け上った7.9km

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 世界遺産を舞台にした「2018サイクリング屋久島」が鹿児島県屋久島町で2月17日に開催するのに伴い、前日の16日、「屋久島ヒルクライム2018」が行われた。イベントには島内外から参加者が集結。思い思いのペースで、ダイナミックで広大な景色が広がる急坂を駆け上った。

鹿屋体育大学のサポート受けてヒルクライムに挑む参加者 Photo: Shusaku MATSUO

久々の好天に恵まれた屋久島

レース前は参加者全員で記念撮影 Photo: Shusaku MATSUO

 昨年に続き2回目の開催となった同イベント。コースは全7.9kmで、島で人気のトレッキングスポットである白谷雲水峡がフィニッシュ地点となる。開会式が行われた宮之浦支所前にはエントリーした52人や、選手たちのサポートを行うマヴィックのニュートラルサービス、鹿屋体育大学自転車競技部の生徒たちが集合。スタート地点となった屋久島総合自然公園へ移動するまでにもアットホームで和やかな時間を過ごしていた。

出走ギリギリのトラブルにもマヴィックのニュートラルサポートが対応 Photo: Shusaku MATSUO
ウェーブ方式で選手がスタートしていく Photo: Shusaku MATSUO

 レースは13時30分にスタート。年齢、性別で分けられたブロックごとにウェーブ方式での発送となった。コースは休み所がなく、要所に激坂が登場するのが特徴。参加者たちは時折苦しさで顔を歪めつつも、眼下に広がる景色や山肌の自然を楽しみながらゴール地点へとペダルに力を込めた。

屋久島のダイナミックな景色を進む Photo: Shusaku MATSUO
海を背景に、思い思いのペースで走る参加者 Photo: Shusaku MATSUO

 “月に35日は雨が降る”と称される屋久島。悪天候が1週間続いたというが、この日は雲ひとつない晴天に恵まれた。気温も10度を超えていたが、フィニッシュ地点の白谷雲水峡では雪が残り、寒さも厳しかった。レースを走り終えた参加者は大会が用意したおもてなし「ぜんざい」を飲み暖を取り、よもぎ餅で作った「かからん団子」で疲れを癒していた。下山時はあらかじめスタッフに預けていた荷物を受け取り、防寒対策用のウェアを着用。白バイと鹿屋体育大学の生徒が引率するなか安全に下り、事故なくイベントを終えていた。

白谷雲水峡がゴール地点 Photo: Shusaku MATSUO
「あと少しです!」の応援に応えるようにラストスパート Photo: Shusaku MATSUO

 仲間5人で参加した鹿屋市からこの日屋久島に到着したという鹿屋サイクリングクラブの皆さんは昨年に続いての参加。「苦しくて景色を楽しむ余裕がありませんでした」、「とても綺麗な滝が印象的でした」となど、メンバーはワイワイと感想を述べ合い盛り上がっていた。

仲間5人で参加した「鹿屋サイクリングクラブ」の皆さん Photo: Shusaku MATSUO

 レースをサポートした鹿屋体育大学の2年生、​堀江康孝さんは「とてもいい景色の中を走れました。来た道と行く道が見えるのがいいですね。初めて屋久島に来ましたが、こんなに良い場所だとは思わなかった」と笑顔を見せた。同部は例年サイクリング屋久島をサポートしており、先輩から「良いイベントだった」と聞きつけた学生の参加への立候補が後を絶たないという。

島内でも有数の人気トレッキングポイント「白谷雲水峡」 Photo: Shusaku MATSUO
温かいぜんざいや、よもぎで作った「かからん団子」がフィニッシュ地点近くで配られた Photo: Shusaku MATSUO

 翌日開催される2018サイクリング屋久島は、島を一周する100kmの部をはじめ、ショートコースの50km、ファミリーで参加できる20kmなど多彩なコースを用意。途中にはエイドステーションがいくつも設けられ、地元のグルメを堪能できる。開催前日の島内では、道端にイベントの旗が各地に掲げられ、大会や参加者を歓迎するムードが広がっている。

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