【Teamユキヤ通信】アジア世界選手権ロードレース新城幸也、アシストのため別府史之の先頭集団を猛追も わずかに届かず5位

by 飯島美和 / Miwa IIJIMA
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 ミャンマーのネピドーで開催されたアジア選手権ロードレースに参戦した新城幸也(バーレーン・メリダ)は、2月12日の男子エリートロードレースに出場。レース前半に逃げに入り一度は吸収されたが、終盤には別府史之(トレック・セガフレード)を含む先頭集団を目指して追い上げ、合流できなかったものの5位でレースを終えた。

ボトルを受け取るためチームカーにさがり、浅田顕監督からの指示を聞く新城幸也 Photo: Miwa IIJIMA

 コースは片側4車線の一直線の道路が続くネピドー郊外をスタート。緩やかなアップダウンを繰り返しながら、原住民が住み牛などの動物が放牧されたのどかな田園地帯を抜け、スタート地点のスタジアムに戻ってくる176km。

 4車線の道幅をめいっぱい利用し、右から左からとアタック合戦が続いた。スタート直後から気の抜けないレースとなったが、日本チームのメンバーはしっかりと前方で展開した。

 別府史之と新城、2人のワールドツアー選手は他チームからマークされる存在でありながらも、交互に攻撃に反応し、レース前半に新城を含む11人の逃げグループを形成。

新城幸也を含む11人の逃げ集団。後方にはメイン集団が見える Photo: Miwa IIJIMA

 ほとんどの国の選手が含まれ、メイン集団を追うチームは限られていたため、逃げが容認されると考えられたが、バーレーン・メリダのチームメイトで新城の実力を知るフェン・チュンカイ(台湾)らが追走。100kmほどで、新城らの逃げは吸収された。

 そのタイミングでイランのベテラン選手、メディ・ソラビがアタック。新城が逃げている間、メイン集団で温存していた別府がそのアタックに反応。7人の新たな逃げ集団が形成され、メイン集団との差をジワジワと広げ最大2分のタイム差を築いた。

 147km地点、別府を含む逃げを追っていた4人の選手に新城がメイン集団から単独で追いつき、別府の集団への合流を試みた。別府の逃げグルーブにはスプリントに強い選手が含まれていたため、新城が追いつくことで別府を助け、日本が有利にレースを運べることになると考えた新城は積極的に前を追いかけた。

追走していた4人に1分以上離れたメイン集団から単独で追いつき、前を引きつづける新城幸也 Photo: Miwa IIJIMA

 しかし、残り距離はわずか。別府は7人の逃げを振るいに掛けるためにラスト15kmでアタック。思惑通りに先頭は別府を含む4人に絞り込みが成功し、残り3kmで新城は先頭4選手を視界に捕えたが、追いつくことはできず、日本チームの勝負の行方は別府に託された。

 4人でのゴールスプリント争いで別府は惜しくも2位。新城は驚異の追い上げを見せ、5位でレースを終えた。レースを終えた新城は、今回のアジア選手権を次のように振り返った。

 「今日は力は出した。調子も良かった!だけど、それを結果に繋げられなかったことが残念だった。自分が別府さんのいる先頭に追い付けなかったことが敗因のひとつ。2人で勝負したほうが良かったので。また新たな課題ができた。今回はチームタイムトライアルで優勝できたことは良い経験になったし、楽しみな若い選手とも一緒に走れて楽しかった。今度こそは優勝したい!」

 新城はアジア選手権後、ミャンマーからタイに入り、乗り込み合宿を再開する。

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