11日には男女エリート選手が出場「シクロクロス東京2018」超ロングサンドエリアの攻略法は?初日の表彰台選手に聞く

  • 一覧

 2月10日に開幕した「シクロクロス東京2018」は、快晴の天気の下、初日には過去最高の9000人が来場した。男子のトップカテゴリーC1を筆頭にアマチュアカテゴリー、15種目が開催。今大会は、「超ロングサンドエリア」と呼ばれる、お台場の砂浜の奥まで折り返す「砂の攻略法」がカギとなった。C1、CM1クラスの結果を振り返るともに、優勝選手に攻略のポイントを聞いた。

シクロクロス東京2018のコースの目玉となった「超ロングサンドエリア」の折り返し地点 Photo: Kenta SAWANO

 10日最後に行われたC1クラスは、81人エントリー中、上位3人だけ翌日のエリート男子に招待されるため、例年熱い戦いが繰り広げられる。4周までに安藤光平(SHIDO-WORKS)が2位に20秒近くの差をつけて独走していたが、終盤に元プロロード選手・品川真寛(TEAM YOUCAN)の追撃が始まった。

最後尾列からスタートし見事にトップでゴールした品川真寛(TEAM YOUCAN) Photo: Kenta SAWANO

 品川はゼッケン番号「80」で最後尾列からスタート。残り2周で安藤と15秒差、残り1周の最初で5秒差となると、森林ゾーン前のサンドセクションで安藤が失速。「抜くならここしかない」(品川)とシケインの手前で先頭を奪取した。その勢いは弱まることなく、最後の超ロングサンドエリアでも乗車したまま、淡々と同じペースを刻んだ。最後は2位に6秒差をつけてゴール。「自分の中でMAXでしたが、勝ててよかった」と涼しい顔で振り返った。

C1中盤のサンドセクションで、他の選手とは違うラインを走る安藤光平(SHIDO-WORKS) Photo: Kenta SAWANO

 品川はサンドエリアの攻略法としてMAXXISのチューブレスレディ「SPEED TERRANE」を選択。空気圧はフロント、リアとも1.4barだった。「この大会のためにサンド用のタイヤとして交換しました。地元(神奈川)の砂浜でも練習しましたが、お台場の砂は走りやすかったです。ステムの高さをもう少し高くしていれば、砂の上での走りが軽くなっていたかもしれません」と振り返った。

C1の表彰台選手たち Photo: Kenta SAWANO
CM1表彰台選手 Photo: Kenta SAWANO

 例年よりスタート後のサンドセクションが短く、すぐに森林ゾーンに入るコースレイアウト。マスターズカテゴリーのCM1で連覇を果たした伊澤一嘉(Tonic CX Team JAPAN)はサンドセクションについて「例年よりイージーだった分、砂の上のテクニックで差をつけにくい展開だった」と振り返る。タイヤはFMBのチューブラーで空気圧はフロント1.4bar、リア1.2barとのことだった。

午後には踏み固められたラインがサンドセクションにできていた。CM1先頭を走る伊澤一嘉(Tonic CX Team JAPAN) Photo: Kenta SAWANO
午前中のカテゴリーでは、荒れたサンドセクションの上を、選手たちは様々なラインで走っていた。11日はどうなるか? Photo: Kyoko GOTO

 翌日11日は新種目のシクロクロスオープンから女子トップカテゴリーのCL1、男子エリートと目が離せない種目が続き、初日よりもさらに大歓声がお台場に響きそうだ。天気は朝方まで雨予報だが、大会を主催するチャンピオン・システム代表の棈木亮二さんは「ここの砂は水を染み込むので、翌日への影響が少ないと思います。空気圧の選択がカギになるのは間違いないです。サンドセクションに合わせたセッティングがお勧めです」と話した。

この記事のタグ

シクロクロス シクロクロス東京

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

サイクリストTV

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載