翌日にはCX世界選手権へ出発與那嶺恵理「安堵感と悔しさ」 ヘラルドサンツアー第1ステージで逃げ

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レース直前補、給食を手に入れる與那嶺恵理(ウイグル・ハイファイブ) ©WiggleHigh5

 與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)が1月30日にオーストラリア・メルボルン郊外で開催された「ヘラルドサンツアー」(UCI2.2)の第1ステージに出場し、メイングループ内の29位でフィニッシュした。レース中盤では逃げに乗る活躍をみせ、UCI(国際自転車競技連合)シクロクロス世界選手権へ向けてコンディションを高めた。

 ヒールズビルを巡る123kmのロードレースで争われた初日は、約200mと500mの2つの大きな上りを含むアップダウンを繰り返すコースが舞台。與那嶺は前日、チームのエースを提案されたが、現時点でのコンディションを考慮し、逃げでチームに貢献することを選択した。予定通り15人ほどの逃げ集団に入ることを成功し、積極的にレースを展開。しかし、ラスト20kmの山岳ポイントで脱落し、後続から迫る大集団へと吸収。トップから1分2秒遅れの29位で集団ゴールとなった。

 第2ステージは1.6kmの個人タイムトライアルとなり、與那嶺はレース後すぐにシクロクロス世界選手権(オランダ)へ向けてオーストラリアを発つ予定。

 與那嶺のコメントは下記の通り。

「大きく成長していることも感じている」

 元気にサンツアーです。

 レース前日のミーティングで、監督から「エースで行くか」と聞かれましたがまだまだ上りにキレがなく、今はその仕事が行えないので、積極的に展開して逃げを作り前待ちをすることを伝え準備をしました。

 レースはスタート直後から集団は活性化し、何度もアタックのケアをしながら自分もチャンスを待ちます。

 アップダウンを繰り返すうちにきつい上りのポイントで、このレースに優勝したブロディ・チャップマン(オーストラリア、オーストラリアナショナルチーム)がアタック! 真っ先に飛びついて追走したのですが…。あまりの速さに付き切れをしました…。

 ローリングセクションを前で展開しながら彼女をキャッチアップし、15人ほどの逃げを作ることに成功。しかし、これだけの人数になるとローテーションが上手く回らず、かなりストレスフル…。武井コーチとは「今は出し切ることをミッションにしましょう」と決めていたので、私は躊躇なくローテーションをグイグイ回しました。「ちょっと積極的過ぎたかなぁ」と削られる脚を感じながら少し反省。

 ゴール手前20kmにあるKOM(山岳)ポイントでこの日最も攻撃を続けているチャップマンがアタックし、逃げ集団は崩壊。普段の走れる状態だったら付いて行けるのですが、まだまだ私は上りが遅い。悔しい気持ちのなか、私もドロップ。その後、長い下りで追走集団が追いつき私も追走集団でのゴールとなりました。

 上れない自分にかなり苛立ちますが、まだシーズンは始まったばかり。アタックのケア、集団での位置取り、昨シーズンに比べ大きく成長していることも感じているので今はこれは良しとしよう。

 今日のタイムトライアルを終えると、4時間後にはメルボルンからオランダへ帰ります。土曜日は私の自宅から1kmで行われる「UCIシクロクロス世界選手権」に向けドタバタです。やっとオランダの自宅に帰れる安堵感と、もう少し走れたなぁとの悔しさと一緒にオランダへ帰国します。

全てを力に変えて
與那嶺恵理

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