年間ランキング1位に向けて好スタートキナンサイクリングチームのトマ・ルバがUCIアジアツアー個人ランキング首位に
KINAN Cycling Team(キナンサイクリングチーム)はUCI(国際自転車競技連合)が発行した「UCI アジアツアー個人ランキング」で、同チーム所属のトマ・ルバ(フランス)が首位に立ったと発表した。このランキングは1月28日付の発表によるもので、シーズン初戦であったシャールジャ・ツアー(Sharjah Tour、1月24~27日、UCIアジアツアー2.1)で獲得したポイントも含まれている。ルバはシャールジャ・ツアーで個人総合2位、第3ステージで2位となり、90ポイントを獲得した。

UCIアジアツアーを含む「コンチネンタルサーキット」における個人ランキングシステムは、ポイントが52週間(おおよそ1年間)有効なローリング・ランキングとなっており、基本的に毎週1回ランキングが発行される。
UCIアジアツアーには、先のシャールジャ・ツアーとならび、ツール・ド・熊野、ツアー・オブ・ジャパン、ツール・ド・北海道、ツール・ド・とちぎといった国内4大ツアー のほか、アジア最高峰のステージレースであるツール・ド・ランカウイ、同様にアジア最高峰のワンデーレースでもあるジャパンカップサイクルロードレースなども含まれる。
キナンサイクリングチームは「数多くのメジャーレースが開催されるアジア圏でランキング首位に立つことは、チームとして大きな価値があると考えている。引き続きUCIアジアツアーを主戦場にポイントを加算すべくレースへと挑みたい」とコメントしている。
■UCIアジアツアー個人ランキング(2018年1月28日付、キナンサイクリングチーム所属選手分)
1 トマ・ルバ 528pts
14 ジャイ・クロフォード 260pts
67 サルバドール・グアルディオラ 113pts
78 マルコス・ガルシア 95pts
279 山本元喜 21pts
335 椿大志 14pts
370 中島康晴 10pts
540 山本大喜 3pts