関東5県から集まりグループで活動マウンテンバイク愛好会の若者らが南アルプス市で林道整備 住民と交流、地域活性化

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 首都圏と山梨県内の若者らが参加する「南アルプスマウンテンバイク愛好会」が、南アルプス市の櫛形山の麓から中腹の間で、荒れた林道の整備に取り組んでいる。マウンテンバイクの走路や散策路として活用するため、昨年8月に地元の平岡地区と協定を結んだ。地域の催事などに参加し、住民と交流を深めながら整備した区間は8km。さらに距離を伸ばしていく。

排水路づくりなど林道整備に取り組む愛好会のメンバー=南アルプス市平岡(松田宗弘撮影)

 愛好会は平成28年1月に結成。会員は東京、神奈川、千葉、埼玉と本県に住む約60人。週末を中心に、5~10人のグループで林道を整備している。廃れた林道で倒木や落石を撤去し、大雨などで地面が削られないように、排水用の盛り土も作っている。

 林道整備を始めたのは約3年半前。マウンテンバイクの走路を探していた愛好会は、南アルプス市に相談し、ボランティアで林道整備を始めた。弭間(はずま)亮代表(35)は「より強固な連携のため平岡地区と協定を結んだ」と説明する。

 協定の内容は、山林荒廃の抑制、都市と農村の交流などだ。整備を終えた8kmは標高400~900mにある各4kmの計2コース。弭間さんは「櫛形山の城山財産区など2エリアに、新たに3コースを整備していきたい」と話す。

 メンバーは地域の祭りや敬老会、河川清掃などに積極的に参加。地域交流担当の佐藤達哉副代表(32)は昨秋、平岡地区に空き家を借りた。自宅のほか、会員が寝泊まりできる活動拠点にしている。

 「今後は倒木の廃材を使ったストーブ用の燃料作りなど、地域雇用を創出していきたい」と夢は大きい。

 平岡地区の川崎芳博区長(68)は、「高齢化が進む地域に都会から若者が入り、若い発想で取り組むことは、地域活性化への大きな貢献です」と感謝の気持ちを語った。

産経新聞・山梨版より)

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