大会・イベント情報2018さらなる高速コースに進化した“砂地獄” 「シクロクロス東京」観戦の注目ポイント

  • 一覧
お台場で開かれる「シクロクロス東京」。砂浜で繰り広げられるハイレベルなバトルを大勢の観客が見つめる Photo: Naoi HIRASAWA

 東京・港区のお台場海浜公園を舞台にした国内最大級のシクロクロスイベント「第7回シクロクロス東京2018」が2月10、11日に開催される。オリンピック開催の影響で今大会で一旦最後になるが、関東近県の自転車ユーザー10万人以上が参加・観戦を楽しみにしている人気の大会。各ブランドの出展ブースやシクロクロス観戦の名物であるクラフトビールなども会場に用意され、観戦するだけでも楽しい都市型エンターテインメントショーレースだ。

クライマックスは男子エリートとCL1

 シクロクロス観戦は、モータースポーツのサーキットレース同様、何度も目の前を選手が通り過ぎるので、展開や駆け引きを楽しむことができる。10日は一般参加のレースが行われ、11日は楽しみがいっぱいなレースが開催される。

 クライマックスは11日の午後から開催される、男子エリートとCL1(女子エリート)。AJOCC(日本シクロス競技主催者協会)運営の国内最高峰ランキング、JCXシリーズの最終戦にあたり、全日本シクロクロスチャンピオンを含む国内招待選手のせめぎ合いが目の前で繰り広げられる。

フライオーバーで見事なエアを決める選手 Photo: Kenta SAWANO

 観戦ポイントはさまざま。林の中にある人口障害物「チャンピオンシステム バリアー」では自転車を担いだり、バニーホップする選手を見ることができる。立体交差の「シマノ フライオーバー」や「チャンピオンシステム ゴールエリア」のホームストレートではゴールシーンの接戦が見られる。

 そして、シクロクロス東京の最大の見所は「ミズタニ サンドエリア」「弱虫ペダルショートサンドエリア」からなる砂地獄。昨年、ストレート基調になったミズタニ サンドエリアに続き、今年は弱虫ペダルショートサンドエリアもカーブが少なくなり、さらなる高速コースへ進化を遂げた。高速で砂を駆け抜ける壮絶なサイド・バイ・サイドを観戦することができる。

砂浜を駆け抜ける竹之内悠選手 Photo: Naoi HIRASAWA

生樽ビールが復活

各メーカーのブースで賑わうシクロクロス東京の会場 Photo: Kenta SAWANO

 会場の飲食ブースはこれまでの4店舗から5店舗に増え、イタリアンやタイ料理、毎年好評の「タベルナ・エスキーナ」など、種類豊富に揃えている。シクロクロスの観戦には欠かせないクラフトビールや、初回大会ぶりの生樽ビールが登場し飲み比べを楽しめる。ノンアルコールビール、ソフトドリンクも各種用意されている。

 さらに、自転車関連の出展ブース20社以上が会場を埋め尽くす。シクロクロスを中心としたフレーム、パーツ、ウェアなど物色することができ、出展ブースはシクロクロス東京のもう一つの楽しみとなっている。各自転車メーカーの試乗車も多数用意され、会場内の試乗コースで簡易シクロクロスも体験することができる。

波打際はバイクを担いで走る選手がほとんど Photo: Shusaku MATSUO

 昨年のコースから変更が加わり、「弱虫ペダルショートサンドコース」がT字を回る形から直線をUターンする形になった。コーナーが減り全体的に乗車率が高くなるコースが設定されたが、初回大会に立ち戻るべく「超ロングサンド」セクションが復活した。またシクロクロスレースは天候によって大きくコースコンディションが変化するため、雪や雨が降れば乗車したままの走行が困難なセクションが生まれる。難所の砂浜は長く、選手のレベルによっては、自転車を担いでランニング大会になることもありえる。

キッズレース、エンデューロレース、新種目も

 珍種目の2人1組で1周毎に交代する「サンドスイッチエンデューロ」は土曜日に開催。第一走者はル・マン方式でスタートし、自転車があるピットまでショートカットコースをランニングし、ピットから自転車に乗りリアルスタート。途中のピットでバイクを置いて200mランニングし、計測チップを第2走者に渡して、1周交代で周回を重ねていくミニデュアスロンのようなレースだ。

 日曜日の朝には、未来のエリートライダーが参加するキッズレースが開催。砂浜を走るハイレベルなコースに、元気なキッズたちが駆け出していく。その後、“シクロクロス東京の祭典”チームエンデューロでは様々なコスチュームの選手が参加し、思い思いの走りを楽しめる。そしてAJOCCの壁を越えた「砂の一等賞」を決める「シクロクロスオープン」が新設。シクロクロス未経験の人や砂を走ってみたい人らが中心にエントリーしている。

2017年に初開催されたサンドスイッチエンデューロ。バイクを持たずに約500mを全力疾走 Photo: Shusaku MATSUO
砂浜エリアはさすがの子供たちも疲労の表情を見せるほどの厳しさ Photo: Kyoko GOTO

シクロクロス東京2018 大会概要

■開催日:2018年2月10日(土)、11日(日)
■開催場所:東京都立お台場海浜公園特設コース
■主催:シクロクロス東京2018実行委員会
構成:株式会社Champion System Japan、株式会社東京臨海ホールディングス
■共催:一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会
■参加予定:1030人(2日間)
■来場者:約2万人予想(2日間)

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

シクロクロス東京

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

  • タイム
    アルプデュエズ01 ディスク

    ディスクブレーキで伝統の走りを進化

  • リブ
    AVAIL ADVANCED

    走る好奇心を止めない リブの新型‟無敵”ロードバイク

  • インプレッション一覧へ

    連載