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東京五輪での成功へ支援協議会が設立BMXなどアーバンスポーツの「FISE」広島大会が4月開催 佐々木元、中村輪夢らが意気込み

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 BMXなどアーバンスポーツの国内での普及を目指す「日本アーバンスポーツ支援協議会」(JUSC)が1月16日、東京・渋谷のSHIBUYA109前で設立記者発表会を行った。4月には広島で、世界的に人気の「FISE」(フィセ:エクストリームスポーツ国際フェスティバル)が日本初開催。BMXの佐々木元(もと)選手、中村輪夢(りむ)選手らが、渋谷の街を歩く人々に向けデモンストレーションを披露し、国際フェンシング連盟理事でJUSCの副会長に就任した太田雄貴さんとのトークショーなどでアーバンスポーツの魅力を発信した。

高いジャンプを見せたBMXパークの中村輪夢選手 Photo: Naoi HIRASAWA

 JUSCは東京五輪で活躍が期待されるアーバンスポーツの選手をサポートし、競技を発展させるため設立された。国際体操連盟会長で、JUSCでも会長として舵をとる渡辺守成さんは、「2020年のオリンピックの正式参加種目になったアーバンスポーツを何が何でも成功させて、2024年パリ、2028年ロサンゼルスにつなげていきたい」と目標を掲げた。

「日本アーバンスポーツ支援協議会」の(左から)太田雄貴副会長、渡辺守成会長、岡崎助一副会長、小日向徹副会長 Photo: Naoi HIRASAWA
JUSCの副会長として登壇した太田雄貴さん Photo: Naoi HIRASAWA

 2008年北京五輪で日本フェンシング史上初のメダルを獲得したことで知られる太田副会長は、「2020東京五輪・パラリンピックの招致に携わったので、絶対に大会を成功させるため尽力したい」とJUSC参画の理由を説明。また、アーバンスポーツの魅力を「海外では10万人規模で観客を集め、街の中心でやることで若者をたくさん巻き込める」「テレビで見ると普通に見えるかもしれないが、大技を涼しい顔でやってみせる。やはり生で見たくなる」と紹介した。

トークショーに登壇したアーバンスポーツの選手ら Photo: Naoi HIRASAWA

 JUSCは4月6~8日に、日本初上陸となるフィセのワールドツアー「FISE Hiroshima2018」を開催する。この日はフィセでの活躍が期待される選手として、BMXフラットランドの佐々木選手、BMXパークの中村選手、ボルダリングの小武芽生選手、パルクールのZEN選手、スケートボードの佐川涼選手、インラインスケートの成澤良眞選手が登壇。デモンストレーションでは佐々木選手が派手なスピンを、中村選手は高いジャンプを次々と披露した。

トリックを披露したBMXフラットランドの佐々木元選手 Photo: Naoi HIRASAWA

 フィセが広島で開かれることについて、佐々木選手は「2010年に初めて出場したモンペリエでは何万人の観客が目の前に広がっていて、その時の歓声が忘れられない。それを日本でも広められたらと思って活動してきたのでがんばりたい。(目標は)優勝です」と力強く宣言。中村選手は「日本で初めて開催されるので楽しみです。優勝を目指して、あと3カ月毎日練習してがんばっていきたい」と答え、東京五輪に向けても「まずは出場を目指して、出場できたら金メダルを取りたい」と覚悟を見せた。

進行を務めたMCアリーさん、スケートボードの佐川涼選手、BMXフラットランドの佐々木元選手、BMXパークの中村輪夢選手 Photo: Naoi HIRASAWA
佐々木元選手(中央)と同じ32歳で「現役なのがうらやましい」と語った太田雄貴副会長(右) Photo: Naoi HIRASAWA

 また、自らが目指す選手像を聞かれると、15歳の中村選手は「海外の大会で活躍して、キッズたちに憧れられる選手になりたい」。佐々木選手は「自分の作った技が、引退した後や100年後でも、自分が死んだ後でも残ること」と大きな理想を語った。

 JUSCは広島を平和の象徴ととらえ、「平和というイメージとアーバンスポーツを結び付け、次代を担う若者たちがスポーツを通じて平和を認識していく」ことも大会開催の意義としている。渡辺会長は「5年は広島で開催したい。全国に拠点を作って若い人や子供が親しみ、高齢者でも楽しめるようになれば。スポーツとファッションを結びつけるのがその次のステップなので、10年以内に渋谷でフィセを開催できたら」と展望を語った。

渋谷のスクランブル交差点を背景に記念撮影する太田雄貴副会長とアーバンスポーツの選手ら Photo: Naoi HIRASAWA

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