2013年プロチーム決定で波紋カチューシャ“降格”は財政上の問題? チームはUCIを提訴の構え

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ツール・ド・フランス2012で整列するカチューシャ チームツール・ド・フランス2012で整列するカチューシャ チーム

 UCI(国際自転車競技連合)が発表した2013年プロチームのリストから外され、“降格”扱いとされた有力チームのカチューシャ(ロシア)は12月11日、UCIの決定を強く非難するコメントを発表し、ただちに決定を撤回するよう要求した。スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴など、法的な争いに発展する可能性が強まっている。

アルゴス・シマノが新規登録、カチューシャは降格 UCIが2013年プロチームを発表

 カチューシャは2012年のUCIチームランキング2位、またエースのホアキン・ロドリゲスが同年のUCI個人ランキング1位に輝いた強豪チームだ。UCIの発表を受けてチームが公式サイトに掲載した声明では、詳しい説明もなく降格とされたことについて「スポーツ倫理に反する上、新シーズンを前に選手を深く傷つけた行為は取り返しがつかない」と非難。裁判所へ提訴することに言及し、「戦う準備はできている」と挑戦的な言葉で締めくくっている。

 イギリスの自転車ニュースサイト「Cyclingnews」は、カチューシャが11日にUCIへ送った手紙を掲載した。それによると、カチューシャはUCIの「チーム評価報告書2013」で、財政上の基準が「適合せず」との判断を受けていたという。しかしその後、チームの監査法人がUCIのヒアリングに立ち会い、要求された書面などに基づいて説明した結果、「説明と情報が承認されたことを確認済み」としている。

 UCIプロチームは、ツール・ド・フランスなどの「UCIワールドツアー」に出場する権利と義務を有するロードレースチーム。登録には、レース結果による保有ポイントのほかに財政状況などの基準が設けられ、UCIからチームへのヒアリング内容も判断材料とされる。

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