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つれづれイタリア〜ノ<107>今年のクリスマスプレゼントの悩み解決 イタリアから学ぶ最新トレンドを分析

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 今年もクリスマスの季節がやってまいりました。嬉しい季節ですね。好きな人とおいしい料理を食べたり、家族と一緒にゆっくり過ごしたり、プレゼントを交換したりします。クリスマスプレゼント選びもこの時期の楽しい風物詩ですが、自転車乗りを相手にすると、かなり困難を極める作業です。自転車乗りはこだわりの強い人が多く、せっかく心を込めて贈ったプレゼントが喜ばれなかった…ということを経験した人もいるでしょう。イタリアも同様です。

 そのため、雑誌やインターネットでは失敗しないためのプレゼント選びが紹介されています。最新の動きは、実用的、機能的、あるいは知的なプレゼントが流行っているようです。ぜひクリスマスプレゼント選びの役に立たせてください。

書籍

 困ったら、本を買おう!というぐらい、イタリアでは書籍はど定番のクリスマスプレゼントです。その影響か、クリスマスシーズンはイタリアで本が一番売られる季節です。最近人気のある本は、歴史的な物が多い。ジロ・ディタリアの歴史だったり、ビンテージ自転車レストアの本だったり、かつてのレーサーの生涯を語る本が多い。カンパニョーロ社も書籍を数冊出版しています。

カンパニョーロが発行する書籍
『速くなる! 栗村修のロードバイク「輪」生相談』(栗村修著、洋泉社)
『スリーキングダム』と『バトルフィールド』(角田保正著、八重洲出版)

 最近、私が読んでいて感動を覚えた自転車に関する本が3冊あります、『速くなる栗村修のロードバイク「輪」生相談』(栗村修著、洋泉社)、笑いあり、涙ありの本です。『スリーキングダム』と『バトルフィールド』(角田保正著、八重洲出版)、日本に置ける自転車の歴史を見事に解説してくれる本です。知識の宝庫です。

防寒グッズ

 イタリアと日本、冬はやはり寒い。特に今年は、どこも強い寒波に覆われ、しっかりした防寒グッズなしでは外でトレーニングができません。寒さの厳しい日のために、様々なグッズが販売されています。防寒グッズはレーサー思考が強い人のためのベストプレゼントです。

 イギリスの「ブレイズウエア」からバッテリー付きのグローブ、シューズカバーなどが発売されています。指先まで体を温まることができ、最近人気のようです。

「ブレイズウエア」のバッテリー付きグローブ ©Blazewear
「Happyhotfeet」の保温効果のあるソール ©Happyhotfeet

 さらに足の先端だけ温めたい人のために、デンマークの「Happyhotfeet」から7時間も保温効果のあるシューズソールが発売されました。専用バッテリーが必要ですが、40〜50度まで温めることができます。シューズカバーのない人に贈るときっと喜ばれます。

エコに配慮した商品

エコサドルブランド「NET」 ©NET

 温暖化、環境問題に関心にある人には、セッレ・イタリア(日本の表記はセラ・イタリア)が販売するエコサドル「NET」(ネット)シリーズが喜ばれるプレゼントになると思います。何がエコなのか。サドルを作る際、環境に配慮し接着剤が一切使われていないということです。360gという重量ですが、通気性に優れ、夏にも力を発揮するそうです。そしてカラーバリエーションが豊富。価格も5000円未満で財布にも優しいプレゼントです。

サイクルバッグ

 どうしても冬は物がかさばる。分厚いグローブ、キャップ、レッグウオーマー、ウィンドーブレーカーなど。少し暖かくなってきて脱いでしまうと、バックポケットはすぐに満杯になります。こういう時にサドルやフレーム、ハンドルにつけるコンパクトサイズのサイクルバッグはとても便利。ビンテージテイストのサイクリングバッグは「「Brooks」(ブルックス)」から。モダンロードバイクに合う物は、「Ortlieb」(オルトリーブ)「Topeak」(トピーク)などから発売されています。最近、大きなスマートフォンの画面が見やすい理由で「Xboze」というブランドが人気を集めています。

ブルックスのサドルバッグ ©BROOKS
スマートフォンの見やすい「Xboze」のバッグ ©Xboze

安全に走るための強力なライト類

 大都会に住むと、夜は常に明るいものです。一方、練習で少し遠出すると、日が短い冬では一気に暗くなります。ピカピカする小さい点滅ライトより大きめのライトがあると安全に練習ができます。真面目に練習する人ほど強力に発光するライト類を欲しがります。イタリアでも日本の「CAT EYE」(キャットアイ)の商品が人気が高く、豊富なバリエーションが出ています。ライトを贈ると、自転車に乗らない女性にもメリットがあります。夫が長い時間練習に出れば、自由に使える時間が増えます(亭主は元気で留守がいい、笑)。

女性ライダーへのプレゼント

 泥と汗、日焼けと太い筋肉といった男性中心だった自転車競技の世界ですが、嬉しいことに女性ライダーが確実に増えています。そこで近年渋い色だった冬ジャージも変化し、楽しさが伝わる明るいカラーリングが増えました。特にレディスウェアが目を引きます。私がモデルを務めるブランド、「カペルミュール」はレーシーながらフェミニンなラインアップから選べます。

明るいカラーリングの冬用ウェアもラインナップするカペルミュール ©kapelmuur
「サンティーニ」のエロイカコレクションシリーズ ©SANTINI

 逆にウールのソフトで暖かいタッチを好む女性には、「サンティーニ」のエロイカコレクションシリーズがあります。女性だけでなく、男性にも同じカラフルなラインアップが欲しいぐらいです。ぜひ自転車ショップに足を運びください。ヒントとなるプレゼントはたくさんあります。

 みなさん、よいクリスマスを。

マルコ・ファヴァロMarco FAVARO(マルコ・ファヴァロ)

東京都在住のサイクリスト。イタリア外務省のサポートの下、イタリアの言語や文化を世界に普及するダンテ・アリギエーリ協会や一般社団法人国際自転車交流協会の理事を務め、サイクルウエアブランド「カペルミュール」のモデルや、欧州プロチームの来日時は通訳も行う。日本国内でのサイクリングイベントも企画している。ウェブサイト「チクリスタインジャッポーネ

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