2018シーズンは日本人7選手が所属内間康平、伊藤雅和、中根英登がNIPPO・ヴィーニファンティーニと契約更新

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 UCIプロコンチネンタルチーム、NIPPO・ヴィーニファンティーニ(2018チーム名 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)が内間康平、伊藤雅和、中根英登と契約を更新した。3選手は2018シーズンもヨーロッパを拠点に世界ランキングへの挑戦を続ける。

ツール・ド・ランカウイの最終ステージ、アジアンリーダーとしてスタートラインに並んだ中根英登 ©NIPPO Vini Fantini
レース中にボトルを運ぶ内間康平。チーム全体の動きをみて自らを犠牲にしてエースのために尽す ©NIPPO Vini Fantini

 リオ五輪ロードレース日本代表の内間はオールラウンダーとして、レース中はおもにチームワークの基礎を担うアシストとして活躍。イタリア人監督やチームのエースであるマルコ・カノラ(イタリア)からも絶大な信頼を得た。3月に開催された、世界最長距離(291km)で競われるイタリア最高峰のクラシックレース、ミラノ~サンレモ(UCIワールドツアー)を走破。6月の全日本選手権では序盤の落車で肋骨を骨折し、シーズン中盤は思うようなパフォーマンスを発揮できなかったが、2018シーズンも日本人選手をまとめるリーダー格の選手として活躍を誓う。

 日本人選手の中でもっとも多くのUCIポイントを獲得したクライマーの中根は、主戦場をアジアからヨーロッパに移し、飛躍的なシーズンを過ごした。2月のツール・ド・ランカウイ(UCI2.HC)では、アクシデントに見舞われながらもクイーンステージであるキャメロンハイランドへの登坂ステージで健闘し、総合成績12位でベストアジアンライダー賞を獲得。その後も5月のツアー・オブ・アゼルバイジャン(UCI2.1)で総合8位に入賞するなど活躍を続け、マルコ・カノラが区間3勝を挙げたツアー・オブ・ジャパン(UCI2.1)や、カノラが勝利したジャパンカップサイクルロードレース(UCI1.HC)ではアシストの要として、勝利に大きく貢献した。

ツアー・オブ・ジャパン いなべステージで区間優勝の喜びを分かち合う伊藤雅和とマルコ・カノラ ©NIPPO Vini Fantini

 伊藤は5月のツアー・オブ・ジャパンにて大腿骨骨折の大ケガを負い、それから約5カ月間戦線から離脱し、治療、リハビリに専念した。負傷前は抜群の登坂力を活かして、ツール・ド・ランカウイ、ツアー・オブ・ジャパンなどで活躍。復帰後には自身初となるUCIワールドツアーカテゴリーのツアー・オブ・江西に出場し、貴重な経験を積んだ。2017シーズンは負傷により思うようなシーズンを過ごすことはできなかったが、このオフシーズンはリハビリ、トレーニングを入念に重ね、2018シーズンは今季の悔しさを晴らすべく、再び世界のトップレースに挑む。

 2017シーズンに2年契約を結んだ小林海もプロ2年目のシーズンをNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニで活動。来季所属する日本人選手は新規加入(初山翔、吉田隼人、西村大輝)を含め7人となる。

内間康平「自分自身をさらに成長」

 2018シーズンをNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニと契約できたことを心から喜んでいます。今シーズン、ティレーノ~アドリアティコやミラノ~サンレモといった伝統あるクラシックレースを走り、自分自身とても成長できたシーズンでした。

世界五大クラシックの一つ、UCIワールドツアーのミラノ~サンレモを走破した内間康平 ©NIPPO Vini Fantini

 今シーズンの途中、ケガをしてしまいましたが、チームの対応も良くしっかり治すことができました。自転車ロードレースにはケガは付き物ですが、来シーズンはケガをしないように、そしてヨーロッパの厳しいレースを耐え、自分自身をさらに成長させたいと思います。

伊藤雅和「今年でリズムを掴めた」

 今シーズンは初めてのチーム移籍、そして初めての海外チームと、初めてのことだらけで正直戸惑ってばかりでした。しかし、ずっとこのクラスのチームで走りたかったので、ずっとワクワクもしていました。強いチームメートから学ぶこともたくさんあり、自分自身とても有意義な1年でした。

ツール・ド・ランカウイのクイーンステージでエースを担う中根英登のために力走した伊藤雅和 ©NIPPO Vini Fantini

 レースにおいてはレベルの高いレースを走れたことが良かったことです。特に最終戦の中国のワールドツアーはとても刺激を受けました。しかし自分の走りとしては結果を残す機会もチームからもらいましたが、かなり落車が続き、満足できるレースは1つもなく悔しい思いをしてばっかりでした。

 来シーズンもこのチームで走るチャンスをいただいたので、結果を残せるようにしっかり準備していきたいと思います。今年で少しリズムを掴めた感覚もあるので、変な緊張なく来シーズンに挑めると思います。毎年感じることですが、今年もたくさんの方々の支援、応援をいただいて感謝の気持ちでいっぱいです。来シーズンはそのような方々を満足させられるように、ひたすら努力していきたいと思います。

中根英登「自分はまだまだ強くなれる」

 2018シーズンも欧州での世界トップクラスのレースはじめ、各国のレースにNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ユーロッパオヴィーニの一員として、チャレンジできることをとても嬉しく思っています。

ジャパンカップサイクルロードレースをプロコンチネンタルチームとして初めて制したマルコ・カノラ。中根英登ら強力なチームメートたちの素晴らしいアシストも光った ©NIPPO Vini Fantini

 今シーズンは移籍して、このチームで走れる嬉しさとともに、自分がどこまでやれるか不安でした。しかし監督・コーチ陣が考えてくれたトレーニングプログラムとレーススケジュールで、確実に自分自身のレベルがアップ。そのおかげでワールドツアーのレースにチャレンジさせてもらえたり、ツール・ド・ランカウイでのアジアンリーダー獲得や、ツアー・オブ・アゼルバイジャンでの自身初となるUCIヨーロッパツアーポイント獲得など、好成績に繋がりました。また、カノラのツアー・オブ・ジャパンやジャパンカップでの勝利は一緒に走るなかで多くのことを学ばせてもらいました。

 自分はまだまだ強くなれるとも思えた今シーズン。来シーズンもどれだけ成長できるか、今からワクワクしてます。このオフシーズンもトレーニングをしっかり積み、2018シーズンはさらに強くなってチームの勝利に多く貢献できるように、自分自身の成績もさらなる上を目指して頑張ります!

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