ツール・ド・フランス現役王者も出走さいたまクリテリウムが開幕 レースを前に選手や市民がオープニング走行

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 さいたま新都心で行われるロードレースイベント「J:COM presents 2017ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」は11月4日、大会当日の催しが開幕し、会場には朝から大勢の来場者が訪れた。午前中はさいたま市民がコースを走る一般体験走行や、出場選手によるオープニング走行が行われた。

オープニング走行では、ことし4度目のツール・ド・フランス総合優勝を果たしたクリストファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ)ら出場選手が、レース前に観客と交流した Photo: Naoi HIRASAWA

サイクルフェスタも沿道も朝から大賑わい

 第5回の開催となる今年、メイン会場が昨年までの駅西側から東側に移り、自転車関連ブランドなどが出展する「サイクルフェスタ」と一体的に、レースコースのスタート・フィニッシュ地点が設けられた。

 サイクルフェスタでは自転車や地元さいたまの魅力を発信する、各種ブース出展やイベントステージ、体験エリアがところ狭しと並ぶ。快晴に恵まれたレース当日も、開場直後からサイクルファンでにぎわった。

スタート・フィニッシュ地点隣接となり、多くの来場者が訪れたサイクルフェスタ会場 Photo: Naoi HIRASAWA
埼玉の自転車ライフをサポートするポタガールは、来年2月17、18日にさいたまスーパーアリーナで開催される「埼玉サイクルエキスポ」をアピール Photo: Ikki YONEYAMA

 ステージでは午前中、スポーツサイクルの魅力や、安全利用をアピールするトークショーが開かれた。安田大サーカス・団長安田さんは、「自転車は家を出てすぐ始められるのがいい。ぼくはスポーツクラブを、プールだけの会員にしてしまいました」とサイクルスポーツの魅力を語っていた。

「TREK」(トレック)のブースでは「マドン9別府史之リミテッドエディション」を展示 Photo: Naoi HIRASAWA
ブリヂストンサイクルでは、タイヤの空気が不要となるエアフリーコンセプトの試作車が登場 Photo: Naoi HIRASAWA
4人の「悪魔娘」たち。2人は「悪魔おじさん」と会場内を歩き回り、2人は「クリーン工房」ブースでパネルをPR Photo: Naoi HIRASAWA
片山右京さん、安田大サーカス・団長安田さんらのトークショー Photo: Ikki YONEYAMA

 レースのコースサイドは、朝早くからトップ選手の走りを待ちわびるファンで一杯になった。さいたま市の竹澤佳介さん、臼井友美さんは、お揃いの悪魔コスチュームでフェンスから2列目の位置をキープ。きょうは朝7時半に来たという。竹澤さんは初来日したマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、ディメンションデータ)の大ファン。「低い姿勢のスプリントがカッコいい」と魅力を語った。臼井さんは「今年はコースが変わったので、レース展開がどう変わるのか楽しみ」とスター選手の競演が楽しみな様子だ。

朝7時半からコースサイドに来ているという、竹澤佳介さん、臼井友美さんら Photo: Ikki YONEYAMA
埼玉県警の「サイクルポリス」が今年も出動 Photo: Ikki YONEYAMA

声援を浴びながらさいたまの地を快走

 一般体験走行は、レースで使われるコースを1周できるさいたま市民限定の参加型イベントで、今年は例年より多くの人が参加した。レース開始前から沿道に陣取った観客たちからの声援を受けたり、観客と触れ合ったりしながら、いつもとは違った盛り上がりを見せるさいたま新都心を駆け抜けた。

 杉浦文俊さん(50)、哲也くん(11)親子は2年ぶりの参加。ともに、文俊さんがカスタマイズして使い続けている自転車でコースを走った。文俊さんは「多くの観客とハイタッチしながら走れて楽しかった。また機会があれば走りたい」と親子でのライドを満喫。哲也くんは「下った後に上りがあるので勢いがついてよかった。さいたまスーパーアリーナの中を走れなったのは残念でした」と思いを語った。

コースを1周する、さいたま市民による一般体験走行が行われた Photo: Ikki YONEYAMA
コースを走りながらハイタッチをして観客との交流も楽しんだ杉浦文俊さん(右)と哲也くん親子 Photo: Naoi HIRASAWA
自慢のロードバイクで一般体験走行を走った東洋大学の学生たち Photo: Naoi HIRASAWA

 オープニングセレモニーでは、清水勇人市長が登壇。「ツール・ド・フランスで大活躍した選手たちがさいたま新都心にやって来てくれた。選手たちは、必ず素晴らしいレースにしてくれる。サイクルフェスタやさいたまるしぇといった楽しいイベントもあるので、世界最高峰のレース、そして自転車の楽しさと素晴らしさを感じていただける日にしたい」と意気込みを語った。

オープニングセレモニーであいさつする清水勇人さいたま市長 Photo: Naoi HIRASAWA

 共催のA.S.Oアモリグループのマリー・オディールアモリ会長は「世界中に放映されるのにふさわしい大会となった。新たな試みとして前日には観客との交流会も行われ、今回コースが変わり、チームタイムトライアルやスプリントレースも行われる」と大会の成長ぶりを評価。上田清司埼玉県知事は「これまで素晴らしいレースが4回にわたって繰り広げられた。第5回を機に、さらに自転車競技やサイクリングを楽しむことが、埼玉県民や全国の人々に広がって欲しい」と語った。

アモリグループのマリー・オディールアモリ会長 Photo: Naoi HIRASAWA
上田清司埼玉県知事 Photo: Naoi HIRASAWA

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